カテゴリ:音楽( 139 )

6.長尾春花 学位審査演奏会

 東京藝術大学大学院後期博士課程には、このうような演奏会があるのですね。
 大学キャンパス内の奏楽堂で開催された演奏会を、いつものおふたり(竹尾さん・大熊さん)と聴いてきました。(公式サイト
 博士論文の題名でしょうか、演奏会の副題として、
「バルトーク:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ ~バッハの無伴奏ヴァイオリン作品、バルトークのヴァイオリン作品からの考察~」とありました。演奏家も博士号を取得するとドクターと呼ばれるのでしょうか?^_^
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 演目は、前半がバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番」とバルトーク「2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲より」、後半はバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」よりシャコンヌとバルトーク「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」。バッハの2曲は有名ですが、バルトークの方は初めて聴きます。
 長尾春花さんは、すでにソリストとしてプロデビューもしている方なので広く名前が知られているのでしょう、今日の演奏会もほぼ満員の盛況でした。私は知りませんでしたが、竹尾さんお勧めの若手実力派とのこと。
 博士論文の題名とは裏腹に、最初に演奏されたバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番で圧倒されました。無伴奏曲ですから当たり前ですが、ステージには長尾さんただ一人。譜面台もありません。そこで奏でられたヴァイオリンの音が、ホール全体に広がって聴いているこちらに響いてきました。いやぁ、ヴァイオリン1挺でこれほどの音量が感じられるとは驚きました。素晴らしい。
 続くバルトークの曲は、ネーメス・ノーラさんという背の高い女性と共演でした。44曲のうち29曲が演奏されました。この時には譜面台を置いていました。曲目は順番通りでなく、取捨選択して配列させたのでしょうか。バルトークの割に聴きやすい曲ばかりでした。(笑)お二人とも息の合った演奏を聴かせてくださいました。
 10分の休憩をはさんで後半も、やはりバッハとバルトーク。ところが聴いているこちらの緊張感が続かなくなったのか、前半ほどの感興は得られませんでした。
 演奏会は大きな拍手とブラボーの声で締めくくられました。

by oktohru | 2019-02-15 23:36 | 音楽 | Comments(0)

5.混声合唱団フリューゲル演奏会2019

 朝から雪が降っていてどうなる事かと心配しましたが、フォーレの「レクイエム」を目当てに表記演奏会へ行きました。(公式サイト
 ソプラノ糸数知(いとかずちか)さん、バリトン小森輝彦さん、ピアノ・オルガンは吉田桂子さん、そして指揮は金井誠さん。管弦楽はフォーレ・フェスティバル・オーケストラが担当。
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 演奏会は2部に分かれていて、前半の第1部ではフリューゲルによる混声合唱(「翼」、「若者たち」、「拝みウタ」、「FURUSATO」、「蔦」、そして「ゆめ」の5曲)。最初の2曲はピアノの伴奏だけでしたが、3・4曲目には弦楽器も加わりました。そのうち「拝(うが)みウタ」は沖縄の作曲家辺土名直子さんの作詞・作曲した曲で、今日参加されているソプラノ歌手の糸数知さんが歌い広めているそうです。朗々としたソプラノ独唱と合唱のハーモニーが、とても心地よく響いて聴こえました。「若者たち」や「FURUSATO」は、小中学校で歌って知っている曲ですが、こうして聴くと感じが随分違って聴こえるものですね。
 後半の第2部では、他に3つの女声合唱団(アンダンティーノ、ソレイユ、フィオレンテ)が共演して、ステージには総勢100名を超える大合唱団が出現!^_^
 1曲目のフォーレと弟子のメサジュの合作「ヴィレルヴィルの漁師たちのミサ曲」は、慈善音楽会のために作曲されたそうですが、心平らかになるような曲。お待ちかねのフォーレの「レクイエム」では、小編成(20名位)とはいえ木管・金管樂器が加わって、至福の時を味わわせていただきました。4曲目のLibera Meでは、とても盛り上がりました。人数の少ない男声も頑張っていましたね。演奏では、特にホルンの音がきれいに聴こえました。
 ステージの配置換えの時間に、作曲家フォーレやミサ曲などに馴染みのない方向けに金井氏がなさったトークも、楽しかったです。
 会場では、男性団員募集の案内が繰返されていました。私はテニスがあるのでちょっと、、。^_^;

by oktohru | 2019-02-11 18:14 | 音楽 | Comments(0)

4.札幌交響楽団 東京公演2019

 どうして私が表記のコンサートを聴きにサントリーホールへ行ったのか?(公式サイト
 札響のチェロ奏者が妻の大学時代のオケ仲間ということで、気を利かせたつもりでチケットを買ってあげたのですが、都合が悪くて行けないということで私が行く事になったのです。なんと申しましょうか。^_^;
 演目は、モーツァルト作曲セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」、ベートーヴェン作曲ピアノ協奏曲第4番、休憩をはさんでブラームス作曲交響曲第2番。私好みのポピュラーな曲ばかり。指揮は首席指揮者のマティアス・バーメルト氏、ピアノ独奏は岡田奏(おかだ かな)さん。
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 指揮者のバーメルト氏は76歳。スイス出身とのことですが、ジョージ・セルやストコフスキーに師事したようです。
 一曲目のセレナータ・ノットゥルナ。「アイネ・クライネ・ハナトムジーク」の次に有名な曲でしょう。子供の頃に中央公論社「世界の名曲」に収録されていた録音を聴いていましたが、バーメルト氏の手にかかると、実に楽しい仕掛けが楽しめました。それは第3楽章。2丁の独奏ヴァイオリンとヴィオラ、コントラバス、そしてティンパニが、思う存分奏でるのです。まるで、それぞれの樂器にカデンツァがあるように。バーメルト氏の指揮振りも、とても伸びやかで楽しんでいるようでした。それにしても、即興ではないでしょうから、どなたかの編曲なのかな?
 2曲目は、打って変わってベートーヴェン。^_^;
 ピアノ協奏曲第4番は、ピアノの静かな独奏で始まり、終始心地よい第1楽章。ところが第2楽章はちょっと苦手、というか不思議に暗く感じる曲です。それでも第3楽章になって息を吹き返すような。そういえば、ピアニストの岡田さんも北海道のご出身なんですね。盛大な拍手を受けてのソリストアンコール。私の知らない曲でしたが、軽やかでクリスタルのようなキレイな響きの曲で、最後の音の余韻が長~く続き、会場の皆さんが聞き入っていたような。
 休憩後、いよいよメインディッシュの交響曲。やはりバーメイト氏は譜面台を置かずに指揮。そして素晴らしい熱演!しかし、フィナーレの余韻を味わう間もなく、ヴォー!!という叫び(多分ブラヴォー)をやられてしまいました。クッソー!!!
 アンコールは、再びモーツアルトのディベルティメント第1番から第1楽章(=東武東上線池袋駅の発車メロディ)。やはりバーメルト氏は、好き勝手な身振りで指揮、というか舞っていました。のびのびと演奏する弦楽奏者の皆さんはノリノリでしたが、その間の管楽器の皆さんの胸中やいかに!?
 いやぁ~、イイ演奏会でした。
 演奏会終了後、エントランス前で係の人が北海道土産を配っていましたので、ひとつ頂きました(片栗粉「とろりんぱっ」)。


by oktohru | 2019-01-31 00:45 | 音楽 | Comments(0)

3.~弦楽四重奏の真髄~「前橋汀子カルテット」

 都民芸術フェスティバルの公演から、竹尾さんと一緒に表記の演奏会に行きました。(公式サイト
 前橋汀子さんといえば、日本で長く女性ヴァイオリニスト界のトップを走ってきた方なので、一度は演奏を聴いてみたいと思っていました。今回は知り合いの方が行けないということで、ありがたいことにチケットを譲っていただきました。
 「前橋汀子カルテット」ですが、他のメンバーは第2ヴァイオリンが久保田巧さん、ヴィオラが川本嘉子さん、チェロが原田禎夫さんという錚々たる方々。どうやら今日以降も、コンサートの予定がたくさん入っているようです。
 私が東京文化会館小ホールに入るのは、実は今回が初めて。小ホールとはいえ、意外に広く感じました。前から14番目のN席は一段高くなっていて、ステージ全体が見渡せるところ。
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 今日の演目は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」と第14番。室内楽というと演奏時間が短いと思いますが、実は交響曲並みの演奏時間だったりするわけで、第14番なんて第7楽章まであるのですよ、途切れずに演奏されましたけど。^_^; 
 どちらも初めて聴く曲なのでスタンダードは分かりませんが、気合を入れて聴かないといけないような雰囲気でした。先週聴いたモーツァルトは楽しくて音楽に身を任せていればよいような感じでしたが、ベートーヴェンの曲は真剣勝負みたいな。
 演奏ですが、前橋さんのヴァイオリンは高音メインのせいか、音が細くて時折かすれがちになるのが気になりました。特に第8番の第3楽章などで。久保田さんの音は、良く聴こえていたのですが。第14番は、ベートーヴェン自身は最高傑作と考えていたそうですが、つかみどころのない始まり方をして、集中して聴けよ、と試されているような気がしました。第2楽章と第5楽章で盛り上がって、気がつくと再び盛り上がって終わったという感じ?(笑)う~ん、いまひとつ満足できなかったのは、私の勉強不足のせいですね。
 アンコールで演奏されたチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番の第2楽章は、しみじみと堪能させていただきました。

by oktohru | 2019-01-23 23:38 | 音楽 | Comments(0)

2.異素材コラボレーション Vol.44 モーツァルト後期弦楽四重奏曲ツィクルス 2/2

 堪能しました。
 豊洲シビックセンターホールにて開催の表記コンサート。今回はハイドンセット全6曲!
 例によって、竹尾さんに申し込んでいただいて、大熊さんもご一緒に。
 演奏してくださったのは、Quartet Spargel、Moe Quartet、Quartet Mille、TAKU Ensemble、OAK Quartet、Malkon Quartetという6つの四重奏団の皆さん。2回の休憩をはさんで3時間半の演奏会でした。
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 普段、わたしはあまり室内楽を聴きませんが、今回はハイドンセットということで、聞き覚えのある曲が多くて楽しめました。「春」や「狩り」などは有名ですが、その分ミスが目立ちやすくて演奏する方にはプレッシャーが多かったりするのでしょうか?会場ではパンフレットと一緒にアンケート用紙が配られて、そこには四重奏団ごとに採点の記入欄まで!なかなか厳しいコンサートです。^_^;
 それにしても、6つの四重奏団の熱心な演奏を聴かせて頂いて無料とは、ぜいたくな休日の午後でした。私の好みの演奏は、Moe Quartetの15番、とTAKU Ensembleの17番「狩り」、そしてMalkon Quartetの19番「不協和音」だったでしょうか。奇数番ばっかり? ^o^;
by oktohru | 2019-01-14 19:50 | 音楽 | Comments(0)

1.国立(くにたち)マーラー楽友協会 New Year Concert 2019

 兄に教えられて聴きに行きました。マーラーの交響曲第9番を聴くのは、30年ぶりくらいでしょうか。今年最初のコンサートが「第九」とは!
 国立マーラー楽友協会というのは初めて聞く名前ですが、一橋大学管弦楽団のメンバーが主体となって活動しているとの事です。(公式サイト)会場で頂いたパンフレットによると、一橋オケの卒団生によるオーケストラは、その他に水星交響楽団とオーケストライストリアがあるそうです。一橋大学管弦楽団創立100周年にあたる今年は、国立マーラー音楽祭として上記4つのオケがマーラーの交響曲を取り上げることになっていて、今日はその最初のコンサートとのこと。指揮は、常任指揮者の齊藤栄一氏。パンフレットに挟まれていたチラシによると「世界一マラ9を振る男」だそうです。今回が30回目だとか? ^o^;
 会場はJR国立駅から徒歩10分弱にある一橋大学西キャンパス内の兼松講堂。中に入ると、とてもステキなステージが目を引きますが、さすがにフルオーケストラには狭そうでした。
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 さあ演奏!
 素晴らしく熱のこもった演奏で、圧倒されました。あいにく第1楽章では、気の散る事が多くて集中出来ませんでしたが、圧巻の第2楽章とさらに興奮の第3楽章、そして重厚な音の怒涛に聴いているこちらが流されてしまうような最終楽章アダージョ!久しぶりに音に痺れました。第3楽章が終わって、思わず拍手をしそうになったのは私だけではなかったでしょう。
 特に印象に残った楽器は、重層的な弦楽器群と引締ったティンパニ、そして目の覚めるようなシンバル。それから第1ヴァイオリン第5プルトの方。最後尾でコンマスのような身のこなしは、ただモノではないはず!

【追記】 たいへんな名演奏でしたが、客席はガラガラに近い状態なのは残念でした。郊外にあるキャンパスなので仕方がないのでしょうか。

by oktohru | 2019-01-06 21:16 | 音楽 | Comments(0)

澤和樹門下生によるFresh Concert

 昨夜開催されたヴァイオリニスト澤先生門下生のコンサート。竹尾さんに教えて頂いて知りましたが、調べてみると情報発信はツイッターのみ。
 会場の学部内第6ホールは、まだ新しいのか木の香りがしました。
 演目は、ヴィヴァルディ「四季」、ヴォーン・ウィリアムズ「トーマス・タリスの主題による幻想曲」、レスピーギ「リュートのための古い舞曲とアリア第三組曲」。澤先生ご自身はヴァイオリニストですが、今日は指揮者。ヴィオラやチェロ、コントラバス、ハープシコードも加わって総勢24名で演奏されました。澤先生は今や東京藝大学学長なので、在校生はみなさん門下生といって良いのかもしれませんね。(笑)
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 ヴィヴァルディの「四季」は超有名曲ですが、コンサートの実演で聴くのはこれが初めて。春夏秋冬の季節毎にヴァイオリンのソリストが換わる趣向で、4人の奏者の音の違いを楽しめました。
 ボーン・ウィリアムスの曲は、演奏者がステージの前後2グループに分かれて演奏されました。解説によると「立体的な空間配置によって、オルガンのような響きを作り出そうとしたのではないかと言われている。」そうです。ステージ後方に立つメンバーは、たしかに高くなっていました。
 レスピーギがバロック音楽を作曲したの?と思いましたが、彼が音楽院教授時代に15~16世紀の音楽を編曲したものだとか。第3楽章のシチリアーナは、おなじみの曲ですね。
 座席数は200位のホールですが、ほぼ満員。せわしない年末に、心がゆったりするような時を過ごさせていただきました。
by oktohru | 2018-12-29 09:59 | 音楽 | Comments(0)

第85回市民コンサート 八千代交響楽団

 三連休の中日、例によって大熊さん、竹尾さんと一緒に地元八千代市市民会館へ表記の演奏会を聴きに行きました。あいにくの小雨模様でしたが、客席は満員の盛況でした。(公式サイト
 今日の演目は、ウェーバー「魔弾の射手」序曲、ボロディン「交響曲第3番」、そしてベートーヴェン「交響曲第3番『英雄』」。ボロディンの交響曲は初めてですが、私の大好きなエロイカが狙いです。指揮は常任指揮者の直井大輔氏。
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 「魔弾の射手」は、やはりオーケストラが温まっていないせいかちぐはぐな印象の演奏でした。ボロディンの交響曲第3番は、初めて聴く曲でしたが思いのほか楽しめました。第1楽章は、カリンニコフの交響曲を思わせる旋律がとても耳に馴染みやすかったです。第2楽章のスケルツォでお終いなのが物足りないけど仕方ありません。ボロディンが亡くなって未完成に終わったせいで、本来この第2楽章は第3楽章のはずだったそうです。
 休憩の後、いよいよエロイカ。
 大好きな曲なので楽しみでしたが、八千代交響楽団の皆さんは最後まで一所懸命に演奏なさいました。特に弦楽器が安定していましたね。アンコールには、ベートーヴェンの劇付随音楽『アテネの廃墟』の「トルコ行進曲」が演奏されました。

by oktohru | 2018-12-23 17:30 | 音楽 | Comments(0)

ヨコハマベイフィルハーモニー Winter concert 2018

 潮田(うしおだ)地区センター体育館にて午後3時開演。(公式サイト
 今回で4回目(?)となるベイフィルのWinter concert。フルオーケストラの演奏を間近で聴くことのできる絶好のチャンスということで、毎年聴かせていただいています。
 今日の演目は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から6曲と、恒例のベートーヴェン第九の第4楽章。YBPにプロのソリストと公募によるYBP第九合唱団2018が参加して、ふだん練習に使用している体育館で、地元の皆さんに感謝して演奏するというのが趣旨。来週16日に行われる横浜港大さん橋での演奏が本番ということになるのでしょうか。合唱団の名称に2018とあるということは、毎年数字が変わっているのでしょうね。
 ソリストは、中江早希(S)、布施奈緒子(A)、宮里直樹(T)、そして最初から参加なさっている増原英也(B)の4方。指揮は常任指揮者の松本宗利音。
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 開場10分前に会場のある地区センター2階に着きましたが、すでに地元の方々がたくさん参集していました。それでも受付を済ませて演奏会場である地下の体育館へダッシュで向かい、なんとかヴァイオリンの第3プルト辺りの最前席を2つゲットできました。今回は、オーケストラコンサートが初めてという次男と一緒に来ました。
 最初の「くるみ割り人形」では、まだオーケストラの調子がいまいちかな~?と感じましたが、やっぱり第九は最高でした。息子もずいぶん感激したようです。なにしろオケまで2メートルという至近距離かつ目の前にソリストという演奏を堪能したわけで、身体全体が音の洪水を浴びたのですから。
 今回も最後に横浜市歌が演奏され、会場の皆さんも唱和していました。市外から来た私には歌詞が全くわかりませんでしたが。^_^;
 配られたチラシに、2020年4月26日に「みなとみらいホールで第九全楽章演奏決定!」とありました。随分先の話ですが、今から楽しみですね。
by oktohru | 2018-12-09 22:13 | 音楽 | Comments(0)

東京都交響楽団 第867回定期演奏会Aシリーズ

 兄に代わって、東京文化会館で聴いてきました。(公式サイト
 今日のプログラムは、前半がワイル:交響曲第2番、プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番(ピアノ:河村尚子)、後半にショスタコーヴィッチ:交響曲第6番。指揮は、都響とは2回目の共演というミヒャエル・ザンデルリンク。ドレスデンフィル首席指揮者ということですが、有名な指揮者クルト・ザンデルリンクの2世なのですね。チェロ奏者でもあるそうですが、遠目にも長身でスマートな方。
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 さて今日の演奏ですが、、。ショスタコーヴィッチの6番ばかり気にして予習しましたが、他の2曲も初めて聴く曲だったとは、油断した~。
 クルト・ワイルという作曲家はドイツ生まれですが、クルト・ヴァイルとしないのはナチスから逃れてアメリカに移住したからでしょうか。ブルーノ・ワルターと同じですね。交響曲第2番は、つかみどころの旋律を見つけられないまま何度か意識を失って、最終楽章の賑やかな打楽器で目を覚ました始末。
 プロコフィエフのピアノ協奏曲第1番は、意識を失うことはありませんでしたが、やはりもう旋律を覚えていない。河村さん(公式サイト)のピアノ自体は、元気いっぱいで4階席でも非常に聴きやすい音でした。ソリストアンコールで弾いてくださった練習曲のような曲(プロコフィエフ:「10の小品」から前奏曲「ハープ」 Op.12-7とのこと)はステキでした。
 眠気を払うためにコーヒーでもと思って、休憩時間に1階フロアまで下りましたが、混んでいたので諦めました。席に戻ろうとして道に迷うという大失態を犯したことは内緒にしておいてください。
 さていよいよタコ6!待ってたぜ~。予習してきた甲斐があって、第1楽章もしばらくは集中して聴けました。しかし、やはり次第に追いつけなくなって頭は迷子状態。演奏がちっとも身に染みません。それにくらべると第2楽章と第3楽章は聴きやすい。映画音楽に使われていそうなところも多々あり。それでもやっぱり、ドンガラガッタドンガラガッタジャンジャンジャン!という終わり方が、、。ソヴィエト共産党は、もっと怒ってもよかったのでは?^_^; 
by oktohru | 2018-11-21 23:40 | 音楽 | Comments(0)