カテゴリ:音楽( 127 )

第1894回定期公演Aプログラム

 テニスレッスンのある土曜日の初日を避けて、珍しく日曜開催のNHK交響楽団定期公演Aプログラムの2日目を聴いてきました。(公式サイト
 いつも席取りをしてくれる竹尾さんはヴァイオリンのレッスンがあるため、今日は現地集合。ヒマな私が場所取りの重責を担う事となり、気合を入れて家を早く出たところ、ホールエントランス前の第1列に並ぶことが出来ました。しかし1時間超の待ち時間は、ガラスの腰にはちと長かった、、。^_^;
 今日の演奏会。指揮はヘルベルト・ブロムシュテット氏(91)。演奏曲目は、モーツァルト交響曲第38番「プラハ」と、後半にブルックナー交響曲第9番。どちらの曲も交響曲なのに3つの楽章から成っていて、カール・シューリヒトの名盤で楽しめます。(宣伝)
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 最初の「プラハ」。演奏会のブックレットには、演奏時間の目安として28分と記載されていますが、今日の演奏は40分くらいでした!テンポ自体は特に遅く感じませんでしたが、楽譜記載の繰返しを忠実に行ったからなのでしょう。いや~、果てしなく長く感じました。演奏は、シューリヒトのような躍動感が感じられず、いまひとつ没頭して聴くことが出来ませんでした。昨日の公演で兄が遭遇したフライングブラボーはありませんでした。
 アイスモナカ休憩の後、いよいよブルックナーの第九。
 シューリヒトの名盤があるにもかかわらず、実は通して聴いた事がないという不届き者の私。特に第1楽章が苦手で、第3楽章のアダージョばかり聴いています。今日の演奏も、金管楽器の活躍ばかり耳に残りました。ステージから遠いE席だからなのかもしれませんが、もっと弦楽器の音が聴きたかった~。
 第3楽章アダージョの演奏が終わった直後、まばらな拍手がありましたが一旦止んで、しばらくして指揮者が腕を下してから再び、今度は大きな拍手。なんか妙な感じ。
 ご高齢にもかかわらず、ステージに何度も現れては観客の拍手に応えるブロムシュテット氏。最後に現れた際には、楽器を片づけているコントラバス奏者の肩を抱いて労っていました。金曜日のコンサートも、よろしくお願いします。
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by oktohru | 2018-10-14 20:36 | 音楽 | Comments(0)

サイモン・ラトル指揮・ウィーンフィルハーモニー管弦楽団「ベートーヴェン交響曲全集」

 妻のいない土曜日の午後、コーヒーをお供に、サイモン・ラトルがウィーンフィルと録音したベートーヴェン交響曲全集の中から、今日は第九を聴き始めました。2002年4月ということは、ベルリンフィルの芸術監督に着任する直前の録音のようです。いつも通りのセッティングで聴き始めたところ少し音量が小さく感じられたので、音量を上げて再スタート。
 いや、この第1楽章は、ラトルの意図がヒシヒシと伝わって来てとても興味深い演奏でした。凄いとか激しいとかいうような一本調子なところは全くなくて、楽器と楽器の掛け合いや旋律の受け渡しのニュアンスが、聴いていて愛おしくなるようなワクワク感でいっぱいになります。もちろん盛り上げる所では、ティンパニのクレッシェンドがド派手だったりして楽しませてもくれますし、いや~本当に満腹。没入して聴いて疲れてしまいました。第2楽章から先は、また今度にしましょう。(笑)

ベートーヴェン:交響曲全集


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by oktohru | 2018-10-13 13:10 | 音楽 | Comments(0)

第1892回 NHK交響楽団定期公演

 小雨の降る中、例によって竹尾さんに誘っていただいたコンサートを堪能しました(公式サイト)。
 オールシベリウスコンサート。「レンミンケイネンの歌」、「サンデルス」、交響詩「フィンランディア」、休憩の後、「クレルヴァ」。合唱はエストニア国立男性合唱団、ソプラノ独唱ヨハンナ・サネン、バリトン独唱ヴィッレ・サネン、指揮はN響首席指揮者のパーヴォ・ヤルヴィ。
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 「フィンランディア」は超有名ですが、他の曲はなかなか聴けないようなものばかり。パーヴォ氏がエストニア出身だからなのでしょうか、はるばるエストニアの合唱団が参加したコンサート。駐日大使館の後援もあるようです。そういえばロビーには外国人が、いつもより多く見られました。
 それにしてもエストニアは、地図で見るとフィンランドとはバルト海を挟んだ対岸にある国。その国の国民的作曲家であるシベリウスでプログラムを組むとは、フィンランドとの関りがそれほど強いということなのでしょうか。
 演奏は当然素晴らしかったです。どの曲も賑やかでしたが、やはり唯一聴いたことのある「フィンランディア」がとても良かったなあ。「クレルヴァ」は、かなり長大な(75分?)曲でしたが、ちゃんと最後まで聴き通せました。コンサートパンフレットに歌詞がなかったのが残念。

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by oktohru | 2018-09-22 01:17 | 音楽 | Comments(0)

東京楽友協会交響楽団第105回定期演奏会

 せっかくご招待状を頂いていたのですが、疲れていたので申し訳ありませんがパス。(公式サイト
 会場は一昨日行ったすみだトリフォニーホールで午後1時半開演。
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 演目は、ラフマニノフ「交響的舞曲」、バーンスタイン「オーケストラのためのディヴェルティメント」、ガーシュイン「パリのアメリカ人」。ということでオールアメリカン、と言っていいのでしょうか? 指揮は橘直貴氏。
 生誕100年にあたる今年はバーンスタインの曲を聴く機会が多いですね。「パリのアメリカ人」は楽しい曲ですが、さて今日の演奏会はいかがだったのでしょう?(笑)
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by oktohru | 2018-09-16 19:22 | 音楽 | Comments(0)

新日本フィルハーモニー交響楽団 #593トパーズ<トリフォニー・シリーズ>

 19時開演の表記コンサートに、海外出張中の兄に代わって聴きに行きました。(公式サイト
 オールリヒャルト・シュトラウスプログラム。前半が交響詩「ドン・ファン」(Op.20, TrV156)とオーボエ協奏曲(TrV292)。休憩後の後半が交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(Op.28, TrV171)と交響詩「死と変容」(Op.24, TrV158)。
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 それにしても、シュトラウスの作品には、作品番号のあるのと無いのがあるとはウィキペディアを読んで初めて知りました。作品(Opus)番号の無い作品には、Eich Hermann Mueller von Asowが作成したAV番号があるようですが、今日いただいた演奏会冊子にはTrV番号というのが書かれていました。調べてみるとこれは Franz Trennerという人がAsowの死後に出版したカタログ記載の番号のようです。しかしTrV番号は作品番号のある作品にも付けられているし、AV番号はなんと作曲年順になっていなかったりもするという。あ~、ややこしい。(笑)
 今日の演奏会の指揮は新日本フィル音楽監督の上岡敏之、オーボエ独奏は同団首席奏者古部賢一の両氏。
 私はシュトラウスの曲が特に好きなわけではありませんでしたが、今日のプログラムは最後までちゃんと聴き通せました。イイですね、シュトラウス。最後の「死と変容」なんて、いかにも暗いイメージのタイトルですが、演奏と共に次第次第に清らかな空気に身体が包まれていくような感覚に。指揮者の上岡氏も、曲が終わって5秒くらい両腕を広げたまま固まっていました。聴衆も拍手を我慢して凝乎と、、。

【追記】
 今日の演奏会で2018/2019シーズンが開幕。
 開演前のロビーで、モーツァルトのフルート四重奏曲のプチコンサートがありました。MCが「フルート四本で演奏すると勘違いする人がいます」と笑いをとっていました。
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 松葉杖を使って3階席に来られた方がおられました。トリフォニーホールは階段が多いので、大変な思いをして席に辿り着かれたようです。
 終演後、ロビーで北海道の災害支援募金を集めていました。今日は兄のおかげでタダで聴けたお返しに、寄付させていただきました。

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by oktohru | 2018-09-14 23:24 | 音楽 | Comments(0)

藝祭2018 E年オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」

 例によって竹尾さんに誘っていただき、大熊さんと一緒に東京藝術大学の学園祭「藝祭2018」へ行ってきました。目当てはE(3)年生によるオペラ公演。今年は演目は、モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」。実を言うと、オペラの実演に接するのは初めてなので楽しみにしていました。早い番号の整理券をゲットするために、奏楽堂前に開場2時間前に並びましたが、先頭から10番目くらい。
 無事に整理券(400番)を手に入れた頃、ちょうど御輿パレードがスタート。太鼓と笛の音で、お祭の雰囲気を味わえました。御輿は全部で4台。超かっこいい。
 開場時間になって入場してみると、いつもは客席の前5列がオーケストラピットに変身していました。初めて見ましたが、さすが奏楽堂、こんな仕掛けがあったとは。
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 指揮者もオーケストラも歌手もみ~んなE(3)年生によるオペラ。歌手は前半と後半で交代するダブルキャスト方式。
 始まってみると、さすがに皆さん上手い。音楽はきれいだし、舞台上の演技も楽しくてとても良かった。印象に残ったのは、第1幕でお姉さん(フィオルディリージ)が歌うアリア。デスピーナを務めたお二人のコミカルな演技も楽しかったです。
 しかし第2幕の最後、変装を解いたフェルランドとグリエルモが現れるところで、変装したフェルランドとグリエルモの姿もステージ上にあって、私は混乱してしまいました。ダブルキャストが裏目に出たか?
 終演は1時半頃で、例によって食堂でハンバーグライスをいただきました。
 
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by oktohru | 2018-09-07 19:58 | 音楽 | Comments(0)

フレンドシップコンサート

 千葉県立千葉女子高オーケストラ部とトーンハレ・デュッセルドルフ・ユースオーケストラによるコンサート。竹尾さんが入場引換券を当てたのでお供させていただきました。会場は市川市文化会館大ホール。(公式サイト
 千葉女オケの定期演奏会ではないせいか、会場には我々のような一般のお客さんも多く見受けられました。
 千葉県とデュッセルドルフ市は2005年から文化交流を計っているということで、このコンサートも千葉県主催の行事。森田健作千葉県知事が最初に挨拶されました。
 演目は、最初の合同演奏がビゼー:カルメンより「前奏曲」と「ロマの踊り」、千葉女オケによるチャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」から第3楽章、トーンハレ・ユースによるベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲から第3楽章(Vn.ソロ:ジュリア・ホイスラーJulia Heusler)とマーラー:交響曲第1番「巨人」、最後に再び合同演奏でシュトラウス:ラデツキー行進曲。
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 指揮は、千葉女オケの顧問で竹尾さんの同級生だった山岡健氏とトーンハレ・ユースのエルンスト・フォン・マーシャル氏。
 2つのオーケストラがステージにあがると、さすがに演奏者密度が高い!トーンハレ・ユースオケの団員は、大柄な人も多くおそらく年齢も上なのでしょう。制服を着た千葉女オケのメンバーが、いかにも子供っぽく見えました。
 演奏は、千葉女オケの「悲愴」は、出だしこそ少し縮こまっていたのか頼りなげでしたが、演奏が進むにつれ熱を帯びてきました。最後はとても盛り上がって、終演後山岡氏がコンミスの子の頭をくしゃくしゃと撫でてあげました。微笑ましい。
 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のソリストは19歳の女の子。上手だなあと思いましたが、このオーケストラと1月に全曲演奏していたのですね。
 トーンハレ・ユースオケの「巨人」。演奏中色々と気が散る事件があって(*1,2)集中しにくかったのですが(苦笑)、圧巻のフィナーレで良しとしましょう。スコア通りにホルンが立ち上がって演奏した後、他の金管メンバーも皆立ち上がって演奏しました!
  午後6時開演で、終演は9時。とても楽しめた演奏会でした。

*1 ケータイの着信音が2回。さすがに2回目には、指揮者は客席を振り返りました。
*2 楽章間の拍手2回。さすがにほとんとつなげて演奏された第3楽章と第4楽章の間は拍手出来なかったようです。^_^;

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by oktohru | 2018-08-23 23:51 | 音楽 | Comments(0)

ボヘミアン・フィルハーモニック第2回定期演奏会

 マエストロ・シューリヒトとボヘミアンフィルのコンサート(公式サイト)。今回は会場をパルテノン多摩に移して、前回同様オール・ドヴォルザークプログラム。
 演目は、序曲三部作「自然と人生と愛」と、15分の休憩を挟んで交響曲第4番。
 今回が2回目の演奏会ですが、前回すでに交響曲第7番・8番のすばらしい演奏で満足させていただきました。なにしろ首都大学東京や慶應、一橋など首都圏の6つの大学の学生と卒業生で編成されている若いオーケストラなので、伸び盛りの指揮者と一緒に、今回はさらに成長した姿を見せてくれるのか楽しみでした。(偉そう)
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 序曲三部作は、「自然の中で」と「謝肉祭」、「オセロ」の3曲なのですが、その中ではやはり「謝肉祭」を聴く機会が多いでしょう。実際、メリハリの利いたリズミカルで楽しい曲ですが、3曲それぞれの味を感じさせる演奏を聴くことができました。3曲続けて演奏されたので、最後まで拍手を我慢しなければなりませんでしたが、「謝肉祭」が終わった瞬間に思わず拍手しそうになって困りました。
 しかし私にとっては、交響曲第4番の魅力を感じることが出来たのが今日一番の収穫でしょうか。正直、昨晩CDで聴いた時にはピンとこない印象の曲に思われましたが、今日の演奏では各楽章の魅力が伝わってきました。特に第2楽章が素敵でした。ホルンががんばってましたね。第4楽章の主題の繰り返しが気になりましたが、それはそういう曲だから仕方ありません。(笑)
 いや~、今回もボヘミアンフィルうまかった!マエストロ・シューリヒトも熱演をありがとうございました!

【余計なこと1】
 Youtubeで「ドヴォルザーク交響曲第4番」を検索して動画を観ると、じつは第8番の演奏であるという衝撃の事実(例1, 例2)。音楽だけだと、ちゃんと4番だったりするのですが。ボヘミアンフィルには、ぜひ今日の演奏をYoutubeに登録して頂きたいところです。

【余計なこと2】 第1回の会場が調布市グリーンホールだったのを忘れていたせいで、多摩センター駅を出て風景が全然違っているのを見て眩暈を感じてしまいました。ボケてますね。今回はツマと久しぶりのデートでしたので、終演後二人で京王プラザホテル多摩のイートインでケーキセットを堪能したのは言うまでもありません。(笑)

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by oktohru | 2018-08-04 21:33 | 音楽 | Comments(0)

Sospiri D'amore -音楽は風の如く- Vol. 7

 今年も八千代市民会館で楽しんでまいりました。オペラリア八千代による音楽と創作劇の2時間。
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 前半は、伊地知宏幸(バリトン)と園部菜生子(ピアノ)によるバッハ:カンタータ82番、後藤裕美(ソプラノ)、佐々木真弓(ヴァイオリン)、遠藤有香(ピアノ)の《はーもにーどらいぷるす》によるバッハ・グノー:アヴェ・マリア、バッハ:汝わがそばにあらば、シュトルツ:プラーター公園は花盛り、ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より「月に寄せる歌」、シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より「ロザリンデのアリア」。
 バッハの曲が多いのは、1月に逝去されたバッハ好きの仲間を偲んでとの事でした。
 いよいよ後半の創作劇「トワイスボーン」。妻を残して死んだ夫の霊が登場し、妻の幸福を願って成仏する、という話。全然紹介になっていないかも? 昨年の劇よりもずっと良かったです。ちなみに、幸福の科学とは関係ありませんでした。
 昨年は自転車で行きましたが、今回は酷暑ということもありクルマで行きました。4時に終演して帰宅しましたが、やはりテニスのレッスンにはギリギリ。^_^;

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by oktohru | 2018-07-21 20:16 | 音楽 | Comments(0)

藝大プロジェクト2018「バーンスタインのアメリカ」 第2回「ピアニスト・バーンスタイン~マルチ人間の魅力」

 バーンスタイン生誕100年ということで東京藝大が企画した記念シリーズの第2回(公式サイト)。今回はバーンスタイン作曲のピアノ曲が中心とのこと。中学校の同窓生でピアニストである砂原悟氏(京都市芸大教授)も演奏するということで、幸いチケットを氏に頂きましたので拝聴してまいりました。キャンパス内の奏楽堂にて、午後2時開演。
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 演奏された曲は、ピアノソナタ(1938)、「7つのアニヴァーサリー」(1942/43)、「クラリネットとピアノのためのソナタ」(1942)、「タッチズ~コラール、8つの変奏曲とコーダ」(1980)、交響曲第2番「不安の時代」より「マスク」(1949)のピアノと打楽器版。ということで、オール初めて聴く曲!
 ナヴィゲーターは指揮者の井上道義氏。桐朋音大ご出身ということで、東京藝大は敵だったそうです。(笑)
 最初のピアノソナタは井上真由美さん。激しく重い曲。聴いていて苦しくなるような。ゆったりと始まる第2楽章でも、途中で雷が落ちるような音が!
 「7つのアニヴァーサリー」は、バーンスタインにゆかりの作曲家コープランド、妹のシャーリー、大学時代のルームメイトのアイスナー、作曲家の友人ボウルズ、指揮者としての恩師クーセヴィツキーとその奧さん、作曲家の友人シューマンの7人にちなんだ小品集。ピアノは稲生亜沙紀さん。6曲目が終わった時に、なんと進行役の井上さんはピアノに歩み寄って「今何曲目?」と話しかけました! これには稲生さんも苦笑いでしたが、怒らずに「6曲目です。」と答えたのは偉かった。(笑)
 前半最後は、CBSテレビで放送された「ヤングピープルズコンサート」の映像。ウィリアムテル序曲を題材に、オーケストラの楽器と聴衆を掛け合わせるのが楽しかった。14年間にわたる放送を通じてバーンスタインは、アメリカの聴衆に音楽の啓蒙活動をしたということです。
 15分の休憩を挟んで、いよいよ砂原さんがクラリネットの山本正治氏と「クラリネットとピアノのためのソナタ」で共演。2つの楽章からなるこの曲ですが、なかなかピアノの音を味わうような曲ではなくて、クラリネットも聴いていて落着かないというか、せわしないというか。終わり方は力が入って格好よかったです。後で調べてみると、この曲は演奏されることが多いようでYoutubeでも検索するとありますね。何回か聴いていると、結構いい曲に聴こえるようになりました!
 次はバーンスタイン最晩年のピアノ曲。ピアニストの安武亮氏は、登場の仕方がゆっくりだなと感じられましたが、この曲もゆったりした始まり方。なんとなく掴みどころのないような曲。井上さんによると、それまでの作品を混ぜ合わせたような曲らしいのですが、最後の超長~い余韻だけが印象に残りました。
 次にバーンスタインがウィーンフィルを指揮したマーラー交響曲第2番の映像を少しだけ。エネルギッシュに指揮するバーンスタインですが、井上さんによると、彼はリハーサルもそんな調子なのでとても非能率的だったとか。それに対してカラヤンのリハーサルは最高に効率的で、本番では目をつぶっていても大丈夫だったとのこと。(笑)
 最後は、ピアノと打楽器による曲。ピアノは、江口玲、千葉遥一郎の両氏。パーカッションは藤本隆文氏。交響曲第2番自体聴いたことがないのですが、アップライトピアノとグランドピアノの組み合わせって、やはり意味のある事なのでしょうね、解りませんが。
 実は最後の曲の前に秘密の映像鑑賞が入っていたのですが、ひょっとしたら法に触れるかもしれないので割愛させていただきます。^_^;
 2時間15分の他所には無いバーンスタイン講座。砂原さん、ありがとうございました。45年ぶりにお会い出来ればとも思いましたが、人の波に押し流されてしまいました。
 外に出ると、思いのほか強い雨が降っていました。
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by oktohru | 2018-06-23 21:20 | 音楽 | Comments(0)