カテゴリ:読書( 554 )

三浦しをん「愛なき世界」(中央公論社)

 兄にお借りしましたが、およそ450ページの分厚い単行本。通勤読書用にはふさわしくありませんが、面白いので2日で読み終えました。
 植物の遺伝子研究に打ち込むリケジョ(本村)と大学前の定食屋のお兄さん(藤丸)が中心のストーリーですが、指導教官の松田先生に惹かれました。理想的な指導教官といえるでしょう。
 しかし遺伝子の略号がAHOやらAHHOやらって、良く思いつきましたね。

by oktohru | 2019-01-31 14:32 | 読書 | Comments(0)

原田マハ「暗幕のゲルニカ」(新潮文庫)

 再び原田マハ氏による絵画モノ。ニューヨークの911テロも絡んだ話で、文庫本とはいえ500頁近くもあって読み応え十分。兄にお借りして、なんとか2日で読み終えました。
 私にとってピカソの描いた「ゲルニカ」は、中学校の美術の教科書で見たのが最初だと思いますが、恥ずかしながら地名だとは知りませんでした。ましてや、助手役を務めた女性ドラ・マールのことなど。
 それにしても、その後「ゲルニカ」の辿った足跡を、これほどのドラマに仕立てた作者の力量には脱帽するしかありません。
 私には帽子を被る習慣はありませんが。(笑)


by oktohru | 2019-01-18 23:50 | 読書 | Comments(0)

原田マハ「キネマの神様」(文春文庫)

 たまには本を読まねば。
 兄にお借りした原田マハの2冊目はとても面白くて、通勤の行きと帰りの普通電車(つまり各駅停車で読書にうってつけ)にて読了。この作品は舞台にもなったようですね。(リンク
 私たち兄弟の父も映画好きでした。子供の頃、時に有楽町の映画館に連れて行ってくれました。帰りにはニュートーキョーでステーキを食べさせてもらったのも懐かしい思い出です。ビデオデッキが家に入ってからは、当時3本1万円もしたVHSテープを買っては、テレビで放送される映画を録画したりもしていて、今でも実家にはたくさんのテープが残っています。昨今のネット動画の時代を俟たずに、定年退職の1年後に亡くなってしまったのは、じつに痛恨事でした。合掌。

キネマの神様 (文春文庫)


by oktohru | 2019-01-10 23:03 | 読書 | Comments(0)

E.L.カニグズバーグ「ジョコンダ夫人の肖像」(岩波書店)

 随分前に兄からお借りしていてほったらかしになっていました。読まずに竹尾さんにお貸ししたことも。無責任にもほどがある。(笑)
 レオナルド・ダ・ヴィンチの遺言書に登場するジャン・ジャコモ・ド・カプロティ(通称サライ)が主人公。物語のほとんどがダ・ヴィンチの周辺でいろいろやらかすサライの話で、最後にモナ・リザのエピソード。肩透かしを食らったような読後感でした。


by oktohru | 2018-12-30 11:24 | 読書 | Comments(0)

原田マハ「楽園のカンヴァス」(新潮文庫)

 久しぶりの読書でしたが、この作品はアタリ。面白くてわくわくする話でした。
 ルソーというと思想家を思い浮かべますが、こちらのルソーは独特の絵を描く画家です。
 しかしこんな物語を思いつくなんて、作者すごい。
 お勧めです。

【追記】兄が挟んだ2枚の付箋紙の意味が解らない、、。

by oktohru | 2018-12-29 23:07 | 読書 | Comments(0)

宮部みゆき「希望荘」(文春文庫)

 「聖城」「希望荘」「砂男」「二重身」の4つの作品が1冊の文庫本にまとめられています。すべて主人公は杉村三郎という雑誌編集者あがりの探偵で、文春文庫ではシリーズ4冊目らしい。探偵事務所の住所は東京都北区尾上町となっていますが、尾上町というのは架空の地名みたい。北区出身の私が聞いたことが無いのも無理ないですね。(笑)
 どの作品も読みやすいけれど、「砂男」は、ちょっとイヤかな。^_^;


by oktohru | 2018-12-18 22:36 | 読書 | Comments(0)

ロバート・L・フィッシュ「懐かしい殺人」(ハヤカワミステリ文庫)

 50年前に書かれた作品。兄に勧められなければけっして出会わなかったことでしょう。
 ハッピーエンドのミステリーというのでしょうか、面白い作品です。判決の後、警察は存在しない人間を探す羽目になったのか、想像してしまいます。

懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)
by oktohru | 2018-11-16 23:49 | 読書 | Comments(0)

稲見一良「男は旗」(新潮社)

 兄にお借りした稲見作品の3冊目。(公式サイト
 不思議な題名ですが、作品中の言葉
「子供は風の子というが、わたしは男はみんな風の子だと思う。旗のように風の中で遊んでいると機嫌がいい……」
から来ているようです。
 面白いことに、チョックという名前のカラスが語り部を務めています。
 公式サイトには、ギャングに買収されるというように書かれていますが、買収するのはギャングではなく金満企業です。
 徹兄ちゃんという子が出てきますが、読みは「てつ」で「とおる」ではありませんでした。ちぇっ。(笑)


by oktohru | 2018-10-23 23:05 | 読書 | Comments(0)

ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~(メディアワークス文庫)

 久しぶりのビブリア古書堂。8冊目になるのですね。
 とうとう栞子さんと大輔に子供が!もちろん6歳にして本の虫。しかし名前が扉子(とびらこ)なんて。^_^;
 本作は4つの話をうまくつなげた面白い構成になっていて、今日一日で読み終えてしまいました。例によって、話の中の謎について考えることなく、話の面白さに流されて読んでしまいました。
 11月1日に映画公開とのこと(公式サイト)。栞子さん役に黒木華、大輔役は野村周平。テレビドラマとは違うようですね。私のイメージでは、大輔には鈴木亮平がぴったりなのですが、そうすると西郷どんと同じコンビになってしまいますね。(笑)


by oktohru | 2018-10-18 22:43 | 読書 | Comments(0)

稲見一良「セント・メリーのリボン」(新潮社)

 初めて名前を聞きましたが、山本周五郎賞を受賞した作家らしい。兄の守備範囲はずいぶん広い。本書は5つの短篇からなる作品集で、表題作はマンガにもなっているようです。
 個人的には「花見川の要塞」に惹かれました。というのも、私が住んでいる八千代台の隣り町が舞台だから。作品に出て来る地名が聞き知ったものばかり。

光文社文庫
猟犬探偵 (光文社文庫)
ヤングジャンプ

by oktohru | 2018-10-14 22:16 | 読書 | Comments(0)