Sospiri D'amore -音楽は風の如く- Vol. 7

 今年も八千代市民会館で楽しんでまいりました。オペラリア八千代による音楽と創作劇の2時間。
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 前半は、伊地知宏幸(バリトン)と園部菜生子(ピアノ)によるバッハ:カンタータ82番、後藤裕美(ソプラノ)、佐々木真弓(ヴァイオリン)、遠藤有香(ピアノ)の《はーもにーどらいぷるす》によるバッハ・グノー:アヴェ・マリア、バッハ:汝わがそばにあらば、シュトルツ:プラーター公園は花盛り、ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より「月に寄せる歌」、シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より「ロザリンデのアリア」。
 バッハの曲が多いのは、1月に逝去されたバッハ好きの仲間を偲んでとの事でした。
 いよいよ後半の創作劇「トワイスボーン」。妻を残して死んだ夫の霊が登場し、妻の幸福を願って成仏する、という話。全然紹介になっていないかも? 昨年の劇よりもずっと良かったです。ちなみに、幸福の科学とは関係ありませんでした。
 昨年は自転車で行きましたが、今回は酷暑ということもありクルマで行きました。4時に終演して帰宅しましたが、やはりテニスのレッスンにはギリギリ。^_^;

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# by oktohru | 2018-07-21 20:16 | 音楽 | Comments(0)

三浦しをん「お友だちからお願いします」(大和書房)

 兄にお借りした三浦しをん氏のエッセイ集。いままでは小説しか読んだことがありませんでしたが、エッセイもたくさん書いていらっしゃっていたのですね。
 とても楽しい。著者の日常の言葉が溢れていて、まるで対面してお話を聞いているみたいな感じ。もうお友だちになっちゃったみたいです。
 ところで「窒息恐怖症」に出て来る「えずく」という言葉、私はこれを読んで初めて知りました。ネットで調べたら、同じような人もいましたが、よく使われる言葉なのでしょうか?


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# by oktohru | 2018-07-19 15:49 | 読書 | Comments(0)

三浦しをん「あの家に暮す四人の女」(中公文庫)

 兄にお借りした、来年TVドラマ化されるという作品。登場する女性四人の名前(佐知、鶴代、雪乃、多恵美)は、谷崎潤一郎作「細雪」の登場人物にちなんだもの。じつはこの作品、谷崎潤一郎の没後五〇年に際して委嘱された書き下ろし作品の一つらしいのですが、織田作之助賞受賞作とは、これいかに?(笑)
 楽しく読ませていただきました。ただ一つだけ気になったのは、「なんとも座りが悪いものだった。」(39頁)で、おそらくこれは「なんとも据わりが悪いものだった。」が正しいのではないでしょうか? 細か過ぎ?!

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# by oktohru | 2018-07-10 23:23 | 読書 | Comments(0)

英語の筆記体

 この記事を見て思い出しました。
 私達が中学校で英語を習い始めた頃は、小文字のaからzまで筆記体でつなげて書く練習をしました。
 中学生になった長男(平成3年生まれ)の英語のノートを見た時、全部ブロック体で書かれていたので聞いたら、筆記体なんて学校で習っていないとのこと。
 「書くのなら筆記体だろう、というかそのための筆記体だろう!」と信じていた私は、長男に筆記体を教えました。友達の知らない事を知って嬉しかったのか、彼はそれからずっと筆記体で書くようになりました。しかし、それはあまり上手な字ではありませんでした。文字通り、ミミズののたくったような。きっと学校の先生は、彼の答案用紙を読むのに苦労なさったと思います。そのせいもあり、私は2番目、3番目の子に筆記体を教えませんでした。
 先生、ごめんなさい。

【追記】 リンク先の記事のコメントを見ると、アメリカでも若い世代は筆記体を習わないようですね。変なの。

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# by oktohru | 2018-06-25 21:49 | 日々の雑記 | Comments(2)

藝大プロジェクト2018「バーンスタインのアメリカ」 第2回「ピアニスト・バーンスタイン~マルチ人間の魅力」

 バーンスタイン生誕100年ということで東京藝大が企画した記念シリーズの第2回(公式サイト)。今回はバーンスタイン作曲のピアノ曲が中心とのこと。中学校の同窓生でピアニストである砂原悟氏(京都市芸大教授)も演奏するということで、幸いチケットを氏に頂きましたので拝聴してまいりました。キャンパス内の奏楽堂にて、午後2時開演。
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 演奏された曲は、ピアノソナタ(1938)、「7つのアニヴァーサリー」(1942/43)、「クラリネットとピアノのためのソナタ」(1942)、「タッチズ~コラール、8つの変奏曲とコーダ」(1980)、交響曲第2番「不安の時代」より「マスク」(1949)のピアノと打楽器版。ということで、オール初めて聴く曲!
 ナヴィゲーターは指揮者の井上道義氏。桐朋音大ご出身ということで、東京藝大は敵だったそうです。(笑)
 最初のピアノソナタは井上真由美さん。激しく重い曲。聴いていて苦しくなるような。ゆったりと始まる第2楽章でも、途中で雷が落ちるような音が!
 「7つのアニヴァーサリー」は、バーンスタインにゆかりの作曲家コープランド、妹のシャーリー、大学時代のルームメイトのアイスナー、作曲家の友人ボウルズ、指揮者としての恩師クーセヴィツキーとその奧さん、作曲家の友人シューマンの7人にちなんだ小品集。ピアノは稲生亜沙紀さん。6曲目が終わった時に、なんと進行役の井上さんはピアノに歩み寄って「今何曲目?」と話しかけました! これには稲生さんも苦笑いでしたが、怒らずに「6曲目です。」と答えたのは偉かった。(笑)
 前半最後は、CBSテレビで放送された「ヤングピープルズコンサート」の映像。ウィリアムテル序曲を題材に、オーケストラの楽器と聴衆を掛け合わせるのが楽しかった。14年間にわたる放送を通じてバーンスタインは、アメリカの聴衆に音楽の啓蒙活動をしたということです。
 15分の休憩を挟んで、いよいよ砂原さんがクラリネットの山本正治氏と「クラリネットとピアノのためのソナタ」で共演。2つの楽章からなるこの曲ですが、なかなかピアノの音を味わうような曲ではなくて、クラリネットも聴いていて落着かないというか、せわしないというか。終わり方は力が入って格好よかったです。後で調べてみると、この曲は演奏されることが多いようでYoutubeでも検索するとありますね。何回か聴いていると、結構いい曲に聴こえるようになりました!
 次はバーンスタイン最晩年のピアノ曲。ピアニストの安武亮氏は、登場の仕方がゆっくりだなと感じられましたが、この曲もゆったりした始まり方。なんとなく掴みどころのないような曲。井上さんによると、それまでの作品を混ぜ合わせたような曲らしいのですが、最後の超長~い余韻だけが印象に残りました。
 次にバーンスタインがウィーンフィルを指揮したマーラー交響曲第2番の映像を少しだけ。エネルギッシュに指揮するバーンスタインですが、井上さんによると、彼はリハーサルもそんな調子なのでとても非能率的だったとか。それに対してカラヤンのリハーサルは最高に効率的で、本番では目をつぶっていても大丈夫だったとのこと。(笑)
 最後は、ピアノと打楽器による曲。ピアノは、江口玲、千葉遥一郎の両氏。パーカッションは藤本隆文氏。交響曲第2番自体聴いたことがないのですが、アップライトピアノとグランドピアノの組み合わせって、やはり意味のある事なのでしょうね、解りませんが。
 実は最後の曲の前に秘密の映像鑑賞が入っていたのですが、ひょっとしたら法に触れるかもしれないので割愛させていただきます。^_^;
 2時間15分の他所には無いバーンスタイン講座。砂原さん、ありがとうございました。45年ぶりにお会い出来ればとも思いましたが、人の波に押し流されてしまいました。
 外に出ると、思いのほか強い雨が降っていました。
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# by oktohru | 2018-06-23 21:20 | 音楽 | Comments(0)

東京藝大シンフォニーオーケストラ プロムナードコンサート13

 日曜に続いて今週2つ目のプロムナードコンサート(公式サイト)。梅雨の合間の好天のもと、平日の午前中でしたが都合をつけて聴いてきました(T尾さん、O熊さんと)。会場はキャンパス内の奏楽堂で11時開演。10時半の開場1時間前に到着しましたが、すでに20人ほどの列。入場無料なので、チケット販売の列に並ぶ必要はありませんでした。
 東京藝大シンフォニーオーケストラは、東京藝大音楽学部2~4年生が主体で編成されています(コンミス:堀真亜菜)。今回の指揮者は、ハンガリー生まれで音楽学部卓越教授のジョルト・ナジ氏。
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 演奏プログラムは、モーツァルト交響曲第26番、バルトーク「ルーマニア民族舞曲」、メンデルスゾーン交響曲第1番の3曲。どれも有名作曲家の作品ですが、どれも初めて聴く曲。(笑)
 チューニングしないうちに指揮者が現れて、最初のモーツァルト。ぼんやりと聴いていたらすぐに終わってしまいました。2楽章かと思いましたが、調べたら3楽章の交響曲だったのですね。
 ここでオーケストラは古典配置から通常配置に変更。なぜでしょう。
 2曲目のルーマニア民族舞曲にはオーボエが入っていないからでしょう、クラリネットの音でチューニングしていたのが初めてで面白い。6つの小曲で構成されているようでしたが、やはりあっという間に終わった感じ。入場する時に頂いたコンサートプログラムに楽曲紹介が書かれていないのと、私の方もちゃんと予習していなかったので仕方ありません。聴いた満足感が得られない、、。
 最後にメンデルスゾーンの交響曲第1番。やはり初めて聴くからなのか、イマイチ楽しめませんでした。一生懸命に演奏していただいたオーケストラの皆さんには申し訳ありません。
 終演後、久しぶりに藝大学食でハンバーグ定食(360円)。いつも通りに美味しかったです。
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# by oktohru | 2018-06-19 17:22 | 音楽 | Comments(0)

喜多喜久「化学探偵Mr.キュリー7」(中公文庫)

 8つの短篇からなる第7巻。さすがにこれだけ続くと、作者のやりたい放題になってきましたね。(笑)
 全体として、いつも活躍するワトソン役の七瀬さんの登場場面が少ないのが印象的でした。その分、従来のわき役が活躍していて面白い。
 とはいえ、猫柳課長の家庭での立場には涙を禁じ得ないところです。
 そして、みゅーたんの動作や状態の描写がむちゃくちゃすぎ。^_^;

化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)
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# by oktohru | 2018-06-18 23:11 | 読書 | Comments(0)

都響プロムナードコンサートNo.378

 大学の行事で来られない兄に代わって楽しんでまいりました。サントリーホールで日曜午後のプロムナードコンサート(公式サイト)。
 演目は、チャイコフスキー歌劇「エフゲニー・オネーギン」より「ポロネーズ」、ピアノ協奏曲第1番、休憩後にカリンニコフ「交響曲第1番」。ピアノ独奏は藤田真央、指揮オレグ・カエターニ。
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 指揮者のカエターニ氏は、オトマール・スイトナーの助手としてキャリアスタートしたとのことで、なんとなくスイトナー氏を重ねてしまいそう。ただし頭髪が総退却型なので、ぱっと見はむしろシューリヒトみたい。ところがなんとイーゴリ・マルケヴィチの息子さんとは、家に帰って調べるまで存じませんでした(ウィキペディア)。母方の姓を名乗っているようです。都響とは2009年に初共演して以来4度目の登壇とのこと。
 ピアノの藤田真央氏は1998年生まれということで今年二十歳。パンフレットに印刷されている写真では少年のような風貌ですが、ステージに現れた彼はもう少し大人っぽかったかな?
 まず1曲目は、トランペットで賑やかにはじまる曲で、なんとなく気だるい午後の気分を晴らしてくれました。
 2曲目のピアノ協奏曲。超有名曲ですが、今日はピアニストに注目でしょう。座席がP席なので、指揮者とピアニスト両者の表情が良く見えました。しかしピアノの音を聴くには、おそらく最悪の席。なにしろ反射板(大屋根?)の裏側。^_^; 藤田君は力を入れる所では頭を大きく動かして、ダイナミックに見えましたが、私に聴こえるピアノの音はそうではなかった、、。(苦笑)
 ソリストアンコールで弾いてくれたショパンのマズルカ第41番は、思いっきり抒情的に歌いあげる感じで、こちらの方が藤田君の持ち味なのかもしれないと感じました。
 20分の休憩は、珍しく席に座って過しました。やはり日曜日の午後はなんとなく眠い、、。
 後半のカリンニコフ交響曲第1番。耳に心地よいテーマが繰り返される曲ですが、解説を読むと、奏者も聴衆も好きになる曲だ、というような初演した指揮者の言葉がありました。ずいぶん前に八千代交響楽団の演奏でも聴いたことがありましたが、なんとなくこじんまりとした曲だったかな?と思っていました。ところが今日の演奏を聴いたらスケールの大きな曲。カエターニ氏の指揮も次第に熱を帯びて、スケルツォから間髪を入れずに開始したフィナーレは超ノリノリ。都響の演奏も素晴らしかった~!
 指揮者が腕を下した瞬間、聴衆からの拍手とブラヴォーの声はとても大きなものでした。メインディッシュにふさわしい曲だったのですね。
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# by oktohru | 2018-06-17 19:13 | 音楽 | Comments(0)

川越フィルハーモニー管弦楽団 第28回定期演奏会

 先週に引き続き千葉から遠征して聴いて来ました。久しぶりのマエストロ・シューリヒト。
 良かった~!
 川越フィルの演奏を聴くのは今回が2回目。プログラムは、ベートヴェン交響曲第2番とブラームス交響曲第1番(公式サイト)。
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 Bの交響曲2つというのは、ちょっとめずらしいかも?
 ウエスタ川越大ホールは本当に大きな会場ですが、今回も満員の盛況。開場10分前に着きましたが長蛇の列、、。^_^;
 開場から開演まで1時間もあったのですが、金管5本によるプレコンサート(プレスリーの「ラブミーテンダー」や山田耕筰の「この道」など)や団員によるお話などがあり、来場者を飽きさせない工夫がなされていました。
 前半のベト2。本家シューリヒトで聴き馴れた曲ですが、よかったです。特に第2楽章がきれいでした。
 休憩後のブラ1。最初から、いかにもブラームスな音が聴こえました。フィナーレでは、大きな音が会場の壁面に反響する程で感動的。フィニッシュもかっこよかった。^o^
 マエストロの指揮は回を追うごとに進化していて、特に今回はオーケストラへの指示が多彩になっているように感じました。
 今日はマエストロのご家族のみなさんにもお会いできました。

【ニュース】いよいよマエストロ・シューリヒトがプロオケ(札幌交響楽団)を振る事に!(公式サイト
 北広島市芸術文化ホールにて7月16日。ちと遠い、、。^_^;

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# by oktohru | 2018-06-02 18:52 | 音楽 | Comments(0)

東久留米交響楽団 第27回定期演奏会

 初めて行きましたが、東久留米って久留米よりもずっと近いのですね。家から電車でたったの2時間。(笑)
 東久留米交響楽団の演奏会も初めてでしたが、会場となっている東久留米市立生涯学習センターの「まろにえホール」は、駅から徒歩15分。私としたことが、途中のお店でのんびりとカツ丼を食べて、開場に5分ほど遅れてしまいました。当日券を500円で購入して入場しましたが、一人だったので、ちょうど空いていたど真ん中で最高のシート(7列17番)に座ることが出来ました。
 今日の演目は、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とブラームス交響曲第2番(公式サイト)。
 ソリストは、今年80歳を迎えるフランス人ヴァイオリニストのジェラール・プーレ(Gérard Poulet)氏、指揮は田中良和氏。
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 前半のベートーヴェン。この曲は、長くて繰返しが多いので私は苦手なのですが、さすがヴェテランのプーレ氏。実に堂々とした、しかも即興性に満ちた演奏で、飽きず・眠らずに聴き終えることが出来ました。オーケストラも氏の熱演に応えるように精いっぱい頑張っていました。ソリストアンコールに演奏して下さったバッハの無伴奏ソナタ第1番は、もっと素晴らしかった~! たった1挺のヴァイオリンの音に圧倒されました。
 プーレ氏は、日本とフランスを半々で行き来しているとのことで、6月と8月にも室内楽コンサートが予定されています(公式サイト)。それにしても、なぜこの市民オーケストラと共演なさったのでしょうね。
 20分の休憩には、ホールにある「バオバブ」という障碍者の方が従事する喫茶でコーヒーを一杯。^_^
 後半のブラームス2番。前半の協奏曲でオケも調子が出たのか、とても良かったです。両曲を通じて、ティンパニが一番目立っていたかも。

【忘備録】
 今日は松本兄妹もオケに参加なさっていたのですが、席からキョロキョロ見廻しても、いらしてるはずのお母様がみつからず。コンサートが終わってから、無事にお会いすることができました。それから、第2ヴァイオリンのマエストロ・シューリヒトの顔が、以前よりも大人になっているように感じました。

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# by oktohru | 2018-05-27 20:52 | 音楽 | Comments(0)