昨日午後5時から、御茶ノ水の化学会館で、藤嶋昭会長による特別講演「研究でも台上1分鐘、台下10年功ではないだろうか」を聴いてまいりました。その前の2時間は、幹事会でした。
酸化チタンを使った光触媒は、皆様の近くにもあることと思います。あれは藤嶋氏の発明によるもので、もともとは酸化チタンに光を当てると水の電気分解が行なわれる、という研究からスタートしたものだそうです。今や、外壁に使われるタイルやガラスの表面に酸化チタンコーティングしたものが、多くの建築に使われています。特徴は、光が当たることで表面がクリーンになるということ。このおかげで、高層ビルの窓ガラス拭きが必要なくなったそうです。市場規模は、現在数百億円で、5年後には1千億円を超えるとか。すごいですね。 講演タイトルは、「成功の影には長く地道な努力がある」という意味だそうです。
by oktohru
| 2006-06-27 18:14
| 日々の雑記
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