私が聴く今年初めての演奏会。 指揮は鈴木優人氏。演目は、バッハ「ブランデンブルク協奏曲第1番」、ベートーヴェン「コリオラン」序曲、そしてブラームス「交響曲第1番」という、まさにドイツ3大Bプログラム。コンサートマスターは篠崎マロ史紀氏。 竹尾さんに取っていただいたのはオーケストラ背後に位置するP席の最前列。オーケストラ全体を見渡せるだけでなく、指揮者の表情や指示が丸見えの楽しい位置でした。 ステージに現れた鈴木氏は、年齢(40歳)の割に白髪が多く見えました。私くらいあるかも? ブランデンブルクの1番は小編成の演奏で、指揮者がチェンバロの弾き振り。さすがです。写真右上にチェンバロが写っていますが、見えますか? 聴き馴染んだテンポの演奏でしたが、ふわったした音はシューリヒトと違うなあ。古楽の人だからでしょうか。 座席の位置のせいか、コンマスのヴァイオリンソロが全体の中に埋もれて聴こえがちなのが残念でした。そのかわりホルンの音は大きめに聴こえましたが。^_^; チェンバロを移動させるため、ここで20分休憩。 時節柄、ドリンクコーナーは閉鎖されていました。がまんがまん。 コリオラン序曲は、一転してビシッと決まった演奏。鈴木氏はタクトを持たないで指揮するのですね。不思議とチェロやコントラバスの音が良く聴こえて楽しい。 メインのブラ1も、力の入った素晴らしい演奏でした。変ったところはなく、まさに王道を行く演奏という感じでしょうか。迫力満点。(終楽章のコーダで、金管の咆哮の後、オーケストラが迷子になったように聴こえたのは、私の気のせいでしょうか?。) 指揮者の鈴木氏は、終始柔らかな表情でオーケストラを鼓舞していました。大物ですね!
by oktohru
| 2021-01-28 23:48
| 音楽
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