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ボヘミアン・フィルハーモニック第2回定期演奏会

 マエストロ・シューリヒトとボヘミアンフィルのコンサート(公式サイト)。今回は会場をパルテノン多摩に移して、前回同様オール・ドヴォルザークプログラム。
 演目は、序曲三部作「自然と人生と愛」と、15分の休憩を挟んで交響曲第4番。
 今回が2回目の演奏会ですが、前回すでに交響曲第7番・8番のすばらしい演奏で満足させていただきました。なにしろ首都大学東京や慶應、一橋など首都圏の6つの大学の学生と卒業生で編成されている若いオーケストラなので、伸び盛りの指揮者と一緒に、今回はさらに成長した姿を見せてくれるのか楽しみでした。(偉そう)
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 序曲三部作は、「自然の中で」と「謝肉祭」、「オセロ」の3曲なのですが、その中ではやはり「謝肉祭」を聴く機会が多いでしょう。実際、メリハリの利いたリズミカルで楽しい曲ですが、3曲それぞれの味を感じさせる演奏を聴くことができました。3曲続けて演奏されたので、最後まで拍手を我慢しなければなりませんでしたが、「謝肉祭」が終わった瞬間に思わず拍手しそうになって困りました。
 しかし私にとっては、交響曲第4番の魅力を感じることが出来たのが今日一番の収穫でしょうか。正直、昨晩CDで聴いた時にはピンとこない印象の曲に思われましたが、今日の演奏では各楽章の魅力が伝わってきました。特に第2楽章が素敵でした。ホルンががんばってましたね。第4楽章の主題の繰り返しが気になりましたが、それはそういう曲だから仕方ありません。(笑)
 いや~、今回もボヘミアンフィルうまかった!マエストロ・シューリヒトも熱演をありがとうございました!

【余計なこと1】
 Youtubeで「ドヴォルザーク交響曲第4番」を検索して動画を観ると、じつは第8番の演奏であるという衝撃の事実(例1, 例2)。音楽だけだと、ちゃんと4番だったりするのですが。ボヘミアンフィルには、ぜひ今日の演奏をYoutubeに登録して頂きたいところです。

【余計なこと2】 第1回の会場が調布市グリーンホールだったのを忘れていたせいで、多摩センター駅を出て風景が全然違っているのを見て眩暈を感じてしまいました。ボケてますね。今回はツマと久しぶりのデートでしたので、終演後二人で京王プラザホテル多摩のイートインでケーキセットを堪能したのは言うまでもありません。(笑)

by oktohru | 2018-08-04 21:33 | 音楽 | Comments(0)


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