都響プロムナードコンサートNo.378

 大学の行事で来られない兄に代わって楽しんでまいりました。サントリーホールで日曜午後のプロムナードコンサート(公式サイト)。
 演目は、チャイコフスキー歌劇「エフゲニー・オネーギン」より「ポロネーズ」、ピアノ協奏曲第1番、休憩後にカリンニコフ「交響曲第1番」。ピアノ独奏は藤田真央、指揮オレグ・カエターニ。
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 指揮者のカエターニ氏は、オトマール・スイトナーの助手としてキャリアスタートしたとのことで、なんとなくスイトナー氏を重ねてしまいそう。ただし頭髪が総退却型なので、ぱっと見はむしろシューリヒトみたい。ところがなんとイーゴリ・マルケヴィチの息子さんとは、家に帰って調べるまで存じませんでした(ウィキペディア)。母方の姓を名乗っているようです。都響とは2009年に初共演して以来4度目の登壇とのこと。
 ピアノの藤田真央氏は1998年生まれということで今年二十歳。パンフレットに印刷されている写真では少年のような風貌ですが、ステージに現れた彼はもう少し大人っぽかったかな?
 まず1曲目は、トランペットで賑やかにはじまる曲で、なんとなく気だるい午後の気分を晴らしてくれました。
 2曲目のピアノ協奏曲。超有名曲ですが、今日はピアニストに注目でしょう。座席がP席なので、指揮者とピアニスト両者の表情が良く見えました。しかしピアノの音を聴くには、おそらく最悪の席。なにしろ反射板(大屋根?)の裏側。^_^; 藤田君は力を入れる所では頭を大きく動かして、ダイナミックに見えましたが、私に聴こえるピアノの音はそうではなかった、、。(苦笑)
 ソリストアンコールで弾いてくれたショパンのマズルカ第41番は、思いっきり抒情的に歌いあげる感じで、こちらの方が藤田君の持ち味なのかもしれないと感じました。
 20分の休憩は、珍しく席に座って過しました。やはり日曜日の午後はなんとなく眠い、、。
 後半のカリンニコフ交響曲第1番。耳に心地よいテーマが繰り返される曲ですが、解説を読むと、奏者も聴衆も好きになる曲だ、というような初演した指揮者の言葉がありました。ずいぶん前に八千代交響楽団の演奏でも聴いたことがありましたが、なんとなくこじんまりとした曲だったかな?と思っていました。ところが今日の演奏を聴いたらスケールの大きな曲。カエターニ氏の指揮も次第に熱を帯びて、スケルツォから間髪を入れずに開始したフィナーレは超ノリノリ。都響の演奏も素晴らしかった~!
 指揮者が腕を下した瞬間、聴衆からの拍手とブラヴォーの声はとても大きなものでした。メインディッシュにふさわしい曲だったのですね。
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by oktohru | 2018-06-17 19:13 | 音楽 | Comments(0)


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