野村三郎「ウィーン・フィルハーモニー その栄光と激動の日々」(中央公論社)

 ウエストミンスター・レーベルというと、私はクナッパーツブッシュとミュンヘンフィルのブルックナー交響曲第8番のCDを思い出します。このアメリカのレコード会社は、第2次大戦後の僅か十数年の間活動しましたが、同社が残したオリジナルテープは盗難によって紛失したと伝えられてきたそうです。本書はその発見によるCD化をきっかけに書かれた著者のエッセイが元になっています。ウィーンフィルの団員たちと付き合いの深い著者は、彼等から直接証言を聞くことが出来たそうです。特に興味深いのは、団員ワルター・バリリの第2次大戦中の日記。そう、弦楽四重奏団のバリリです!どうです、読みたいでしょう?(笑)


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by oktohru | 2018-04-24 23:23 | 読書 | Comments(0)


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