なかなか眠れないので、ホテルの机に置いてあった同書を手に取りました。仏教の聖典ということですから、キリスト教の聖書みたいなものかな、と思って手に取りました。索引や語句解説を入れて、ハードカバーで全581ページ。
第1章は、「史上の仏」として、ブッダの生涯が描かれています。ここまでで27ページですが、それ以降、「永遠の仏」「仏の姿と仏の徳」という章が「ほとけ」という大きなタイトルのもとにまとめられ、さらにそれ以降「おしえ」「「はげみ」「なかま」という大きなタイトルが並んでします。 キリスト教の聖書のうち「新約聖書」は昔読みました。、聖書の場合は「ヨブ記」「ヨハネ黙示録」など、由来のある出典ごとにまとめられていますが、どうもこの「仏教聖典」の構成は、聖書とは違うようです。 それで調べたところ、真言宗大谷派の木津無庵という僧侶が著した「新訳仏教聖典」(1925年刊)が基になっているとのこと。新訳ということは、日本語でない「仏教聖典」があって、それを翻訳したのかと思うのですが、それが見つかりません。ウィキペディアで「聖典」を見ると、「法華経」や「般若経」といった経典を指しているようで、おそらく木津無庵師が経典を読んで、そのエッセンスをまとめて「仏教聖典」としたのでしょうか。そのばあい「新訳」という言葉が少し場違いに感じます。 まあ、日常生活の上で守るべき規範とかを読みたくなったら手に取ると良いでしょう。アマゾンで2160円だそうです。
by oktohru
| 2014-10-01 02:54
| 読書
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