兄に頂いたチケットで楽しんでまいりました。赤坂のサントリーホールで、新日本フィルハーモニー交響楽団の第505回定期演奏会。指揮者は、下野竜也氏。身体は小柄ですが、パワフルな雰囲気の方です。
曲目は、J.S.バッハのコラール「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」を、M.レーガーが編曲した弦楽合奏曲と、リヒャルト・シュトラウス作曲のオーボエ協奏曲、休憩をはさんでベートーヴェンの交響曲第7番。 滔々と流れる弦楽合奏で耳を洗われ、美貌のオーボエ奏者にうっとりしていたら、いつの間にか休憩時間になっていました。オーボエ協奏曲は、初めて聴きました。物語をメロディにしたような聴きやすい曲で、3楽章が連続して演奏されるものでした。アンコールは、バッハのサラバンド。 今夜の演奏会の圧巻は、やはりベト7。特に最終楽章!こんなに盛り上がったフィナーレは、シャイな私がブラボーを何回も叫びたくなるほどでした。結局私は叫びませんでしたが、客席からはたくさん聞こえました。 最後、弦楽奏者が全員弓を高く掲げて終わったのは、のだめ流の演出だったのでしょうか?いや、かっこ良かったし、バッチリ決まっていました。 指揮者の下野氏も、やり終えた達成感いっぱいの表情で、指揮台の背もたれに寄りかかって、楽団員さん達を見ていました。最高のエンディングでしたね。
by oktohru
| 2013-03-25 23:42
| 音楽
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