またまたカラヤン・フルヴェン本。この本ではもう一人、セルジゥ・チェリビダッケも大事な役割を占めています。なにしろ戦後フルトヴェングラーがベルリン・フィルを指揮出来ない時期、代わりにオーケストラ活動を支えていたのですから。残念ながら、その厳しい言動なのでオーケストラとの関係が悪化し、フルトヴェングラーの後継者にはなれなかったことが、書かれています。
この本のカラヤンと眞鍋氏の本のカラヤンとは、とても違って思えます。 カラヤンとフルトヴェングラー (幻冬舎新書) ところで、この本にもシューリヒトの名前が出てきません。1956年のウィーン・フィル初アメリカ公演旅行で、オーケストラを率いたのはシューリヒト(とクリュイタンス)だったのに、なんとカラヤンとなっていました!(涙) 再版の際に訂正されんことを、心から祈るばかりです。 追記:著者の中川さんによると、第2(あるいは3)刷以降は訂正されているとのことです。そういえば私が読んだのは、第1刷のものでした。
by oktohru
| 2009-08-08 20:09
| 読書
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