ボヘミアンフィルハーモニック第1回コンサート

 調布市グリーンホール大ホールで行われた演奏会へ行ってきました。首都近郊にある大学の現役生および卒業生(83名)で構成されているオーケストラで、今回が初めての演奏会とのこと(公式サイト、団長:平田明寛氏)。指揮は松本宗利音氏。いただいたパンフのデザインがステキです。
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 今日の演目は、ドヴォルザークの交響曲第7番と第8番の2曲。いきなり交響曲2つとは、思い切った選曲ですね!
 交響曲第7番は、一昨年の年末に秀三さんの影響で聴いて好きになった曲。最初は普通の演奏でしたが、楽章が進むにしたがってオーケストラの調子が上がってくるのがわかりました。最終楽章は大いに盛り上がりました。第8番も良かったです。どちらの曲でも、終演後に聴衆から盛大な拍手とブラボーの声がかけられました。
 ボヘミアンフィルの演奏を聴いて、きちっとまとまったオーケストラだなという印象でした。せっかく人数も多いのですから、地響きするような大きな音が出るようになってもらいところです。
 指揮者の松本氏、先週のヨコハマベイフィルとの第9番に続いて第7番と第8番を指揮したわけで、録音しておけばドヴォルザーク後期交響曲集になりましたね。(^_^)

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# by oktohru | 2017-03-18 20:28 | 音楽 | Comments(0)

ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

 久しぶりに兄にお借りした本を読みました。
 シリーズ最新作であり、本編の完結編。それにしてもシェークスピアのファーストフォリオとは、栞子さんには敵いません。

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# by oktohru | 2017-03-11 21:28 | 読書 | Comments(0)

ヨコハマベイフィルハーモニー 第3回定期演奏会

 生れて初めて下車したJR桜木町駅から徒歩7分。紅葉坂を上った右手に、今日のコンサート会場である神奈川県立音楽堂がありました。同じ敷地内に青少年センターと図書館、そして広い駐車場があります。
 今日の演目は、シベリウスの交響詩「フィンランディア」と「カレリア」組曲、休憩をはさんでドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。指揮はベイフィル創立以来の常任指揮者松本宗利音氏。昨年の暮れのウインターコンサートで素晴らしい第九を聴かせてくれたので、今日の演奏会も期待していました(公式サイト)。
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 前半はシベリウス。「フィンランディア」は、ウインターコンサートでも披露していたので準備バッチリだったのでしょう、大きな音で鳴っていました。この後ヴァイオリンメンバーの一部入れ替えがあって、次は今まで私が聴いたことのない「カレリア」組曲。この曲は3つの小曲から成っていて、そのうちの第3曲「行進曲風に」は颯爽とした曲で、この曲だけ聞き覚えがありました。
 休憩後の「新世界より」。第1楽章だけウインターコンサートで披露されていましたが、あれから3か月の練習の成果でしょう。この曲の演奏も素晴らしかったです。特に第2楽章が良かった。オーケストラの各パートがしっかりと役割を果たしていました。ゆったりとした「家路」のメロディーのオーボエがとてもきれいな音。第3楽章が終わって、すぐに第4楽章がスタート。指揮者の身振りにも気合が入っていましたね。最後の音が止んで、間髪を置かずに大きなブラボーの声が客席から飛びました。まさに熱演でした。金管楽器が活躍するこの楽章は、誰もが聞きなじんでいるポピュラーな曲だけに、オーケストラの力量がはっきりと表れてしまいます。ベイフィルの演奏でも時折細かいミスは聴かれますが、なんとなくそれを打ち消す勢いがあります。若いメンバーが多いからでしょうか。2014年の第1回定期演奏会の時から考えると、オーケストラの技術向上にはびっくりします。もちろんそうなるためには、オーケストラメンバー一人一人の努力と指揮者松本氏の指導があったのでしょう。
 ところで、今日の会場に隣接する掃部山公園(かもんやまこうえん)には立ち寄りませんでした。昭和29(1954)年に横浜開港100年を記念して再建立された井伊直弼の銅像があったのですね。あらかじめ調べておけば良かった、、。
 それにしても講義の準備が無いと、週末を過ごす気分がなんと楽なことか。(^_^)

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# by oktohru | 2017-03-11 21:00 | 音楽 | Comments(0)

7th Orchestra MOTIF Regular Concert

 オーケストラモチーフ(常任指揮者:松本宗利音)による新代表(山上誠史)の下で2回目の定期演奏会。会場は前回と同じ台東区ミレニアムホール。プログラムは、モーツァルト「フィガロの結婚」序曲と交響曲第35番「ハフナー」、休憩をはさんでベートーヴェン交響曲第4番という、いずれも私にとって馴染みの曲。特に「ハフナー」は元祖シューリヒトの十八番でもあり、松本宗利音氏の「ハフナー」に興味津々だった。
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 3曲とも早いなあというのが全体の印象。早くても演奏は雑にはなるわけでなく、音の強弱にメリハリがあって聴いていてとても心地よい。なによりこのオーケストラは、メンバー全員が真剣に演奏しているのがこちらに強く伝わってくる。不思議なもので、プロ・アマを問わずどのオーケストラでも、メンバーは真剣に演奏しているに決まっているのだが、このオーケストラの演奏では特にそう感じるのだ。新体制になった前回の定期演奏会から、それがよけいに強い気がする。
 今日の演奏、私の満足度は、「ハフナー」≧「フィガロ」>「4番」の順。順位を書いたが全部熱演なので、チケットの3千円は妥当だと思う。それにしても、前方の客席がほとんど空席でオーケストラと自分の間を遮るものがないため、あたかも自分のためにオーケストラが演奏してくれているかのような錯覚に陥ってしまうのは、聴く私にとっては演奏の鑑賞に没頭できるという利点であるものの、オーケストラにとって好いことなのかというと、、。(笑)
 ひとつ不満に感じたのは、緩楽章も割合あっさり進行してしまうところ。少し緩急のメリハリも欲しいかな。元祖シューリヒトはそういう合間に木管楽器を浮き上がらせたりしていました。
 空席が目立つことについて考えてみると、代表が慶大生の日置氏の頃はオーケストラに慶應メンバーが加わっていたので、コンサートはその家族や友人で賑わっていましたのでしょうね。藝大生だけでは苦しいのか。とはいえ前回よりは聴衆の数は増えていました。次回、ホールが満席になることを夢見たいと思います。絶対に、聴いて後悔しませんから!
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# by oktohru | 2017-03-04 00:21 | 音楽 | Comments(0)

酒井邦嘉「脳を創る読書」じっぴコンパクト文庫(実業之日本社)

 著者は物理学科出身の脳科学者。
 脳を創るというと大げさに聞こえますが、物理や数学の問題を解くのに限らず、人の話や文章の意味を正しく理解するためにも、想像力を働かせる必要があり、そうした「わかる」能力を育むためにはどうしたらよいのか。「読書を通して想像力を培うことができれば、言語能力も同時に鍛えられる。すると、言語能力に裏打ちされた思考力が確かなものになる。」(142頁)とありますが、電子書籍や電子教科書も使い方の工夫次第だとありますので、結局しごく妥当なところで落ち着いているような。(笑)

 話の本筋から外れますが、英語の筆記体を中学校で教えなくなったという話。著者は筆記能力の退行であると指摘しています。じつは長男が中学校に入学した時、学校で英語の筆記体を習っていないというので、得意がって息子に教えたら、あまり上手くない筆記体で答案に記入したせいか減点されたとか。もっと鍛えるべきだったのか、、。(苦笑)


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# by oktohru | 2017-02-09 16:11 | 読書 | Comments(0)

水野仙子「嫁げるもの」(女子文壇 大正二年十二月号)

 青空文庫の工作員として活動していた頃は、もっとコンスタントに作業をしていましたが、今回は本当に久しぶりにテキスト入力をしました。1年半くらい前に国会図書館で複写した文献です。青空文庫にファイルを登録する場合、書式や記載事項などについて約束事があるのですが、最近の私はあまり手をかけられないので、自分のサイトに掲載するだけのお気楽バージョンです。原本は総ルビなのですが、難しい言葉以外はルビを振りませんでした。よろしければお読みください。

【追記】以前、石井由美子さんにコピーをいただいていた「師の君を思ふ」も、あわせて掲載いたしました。申し訳ないことに、すっかり忘れていました。m(_ _;)m



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# by oktohru | 2017-02-04 13:07 | 読書 | Comments(0)

井上純一「中国嫁日記(六)」

 新しいパソコンを購入したら、2160円分の電子書籍購入クーポンが付いていました。さっそく(五)(六)巻を購入。だいたいは井上氏のブログで読んでいますが、(六)巻の書き下ろしは初見でした。そしてその書き下ろし作品が一番の目玉。よかった~!

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# by oktohru | 2017-01-15 19:35 | 読書 | Comments(0)

喜多喜久「化学探偵Mr.キュリー5」 (中公文庫)

 例によって、兄にお借りして読みました。5つの短編で構成されています。相変わらず面白いですね。とはいえシリーズ五作目ともなると、以前よりスケールの小さな話が多いような気がします。

化学探偵Mr.キュリー5 (中公文庫)
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# by oktohru | 2017-01-12 21:45 | 読書 | Comments(0)

王城夕紀「青の数学2」(新潮文庫)

 2冊目も兄にお借りして年末から読み始めましたが、お正月をはさんで間があいてしまい、ようやく今日読み終えました。
 「数学とは?」という問いかけが、実は「数学を目指すこととは?」ということで、主人公の出した答えは「生きること」。
 うーん、深い話でした。あっ、ネタバレ!

青の数学2: ユークリッド・エクスプローラー (新潮文庫nex)
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# by oktohru | 2017-01-09 22:56 | 読書 | Comments(0)

聴き初め:プロジェクトQ・第14章

 友人の竹尾さんに誘われて一昨年あたりから通っている弦楽四重奏のコンサート(プロジェクトQ公式ホームページ)。会場は上野学園石橋メモリアルホール。3日間にわたり、各日2組の四重奏団が演奏します。ちなみに第14章というのは14回目の開催ということで、2月開催予定の本公演に向けた試演会(トライアルコンサート)です。オーケストラをメインに聴いている私には、新日本フィルの室内楽シリーズを兄の代理で聴く時くらいしか室内楽を楽しむ機会がありませんので、このコンサートが楽しみになりつつあります。
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 開演30分前に到着した時にはすでに開場していて、30人ほどのお客さんがホールに入っていました。幸い前から3番目中央に席を取ることができました。
 2日目の今日は、相愛大学生により結成されたモマシー・クァルテットによるシューマン:弦楽四重奏曲第2番と、小澤国際室内楽アカデミー受講者により結成されたクァルテット奥志賀によるブラームス:弦楽四重奏曲第1番。前者の演奏は今回初めて、後者の演奏は3回目になります、たしか。
 モマシー・クァルテットは女性4人。第1楽章ののどかな曲想通りのやさしい音に、ホールの空気も暖かくなった気がしました。少し大柄な第1ヴァイオリンの方は、時折ヴァイオリンを傾けて聴衆に音を届けているようなしぐさが印象的でした。アレグロモルトヴィヴァーチェの最終楽章もばしっと決まって、大きな拍手とブラボーの声が聞こえました。
 男性ヴィオラが入っているクァルテット奥志賀によるブラームス。いきなり暗い音で始まり、それまでの暖かいホールの空気がブラームス色に!? 第1ヴァイオリンの方の力強く真剣な表情がそう感じさせたのかもしれません。とはいえ実のところ私には、第1楽章から第3楽章までこの曲のメロディーがちっとも耳から頭に伝わりませんでした。交響曲ばかり聴いているせいか、四重奏曲の楽しみ方がわかっていないからなのでしょうか。それでもフィナーレの演奏は素晴らしく、全曲を通しての高い緊張感も相まって、会場からは盛大な拍手と大きなブラボーの声がかけられました。竹尾さんも2曲の演奏にご満足で、じつに充実したトライアルコンサートでした。
 終演後、浅草まで足を延ばし、人生おそらく2度目のどぜうを食しました。今年も一年間、素晴らしいコンサートに立ち会えることを祈念して、合羽橋の河童にお願いしてまいりました。
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# by oktohru | 2017-01-08 20:46 | 音楽 | Comments(0)