アーティストサポートプログラム・5周年スペシャルコンサート

 サントリーホールの小ホール、ブルーローズで催されたダイナーズクラブ主催の表記コンサートを聴いて来ました(公式サイト)。会員の竹尾さんにチケットを取って頂きましたが、残念ながら当人は来られず、友人の大熊さんと一緒に楽しみました。最高のコンサートでした。
 一時期流行った企業のメセナ活動のようですが、5周年記念ということは、流行りとは無関係なのかもしれません。東京藝大のアウトリーチ活動へのサポートをしているダイナーズクラブ、今どきとてもエライと思います。
 今日のコンサートは、東京藝大のOB・OG・在校生のトッププレーヤー達が演奏したわけですが、まず初めに、ナビゲーターの坂田康太郎さんが良かったです。聴衆の皆さんに、演奏者と曲目の紹介を、とてもコミカルになさっていました。さすがプロ!という感じで。ダイナーズクラブの方の挨拶も、一生懸命で好感が持てました
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 プログラム前半は、歌曲ありピアノ独奏ありの構成。私は普段、オペラコンサートには行かないので慣れていないのですが、武満徹の歌曲は自然な気持ちで聴くことが出来ました。歌われた大平倍大氏(テノール)も仰いましたが、オーケストラに書く曲と違って、歌曲はいかにも日本的叙情に満ちた音楽でした。続いて登場した小川栞奈(ソプラノ)によるオッフェンバック「生け垣に小鳥たちが」が、なんと楽しいこと!人形の動きをとりながら、抜けるような高音の歌声。背中がゾクッとするくらいでした。 リヒャルト・シュトラウスを歌った黒田祐貴氏(バリトン)も、やせ型なのに大きな声を聞かせてくれました。
 お次は、打って変わってピアノの独奏。ここまで、ずっとピアノ伴奏を務めていた前田拓郎氏によるショパンのエチュード「別れの曲」とバラード第1番。
 バリトンの黒田さんがソプラノの小川さんと一緒に歌い演じた「魔笛」のパパゲーナとパパゲーノの二重奏は、本当に楽しかったです。テノールとバリトンによるプッチーニ「ラ・ボエーム」からの二重唱も、大きく響く声が心地良かったです。
 休憩を挟んで、後半は器楽曲。それにしてもプロコフィエフの「2台のヴァイオリンのためのソナタ」。掴みにくい曲でした。サラサーテの「ナヴァラ」も、高音がとても多くて演奏者の高い技量がうかがえました。城戸かれんさんも岸本萌乃加さんも、キラキラの衣装で、声楽の方たちの単色のドレスと対照的でした。
 黒岩航紀氏のピアノは凄かった。リストのハンガリー狂詩曲第6番。小柄な身体で、どうやったらあんなに迫力のある音が出せるのでしょうね。
 トリは、上野耕平氏のサックスと黒田氏のピアノによる山中惇史作曲の「カルメン・ファンタジー for サクソフォン」でした。
 全員のカーテンコールの後、ナビゲーターに誘われて、最後の曲は前田・黒田両仕によるピアノソナタ。なんとガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」。楽しそうにピアノを弾く二人に、大きな拍手が挙がりました。実に楽しいコンサートでした。竹尾さん、ありがとうございました! 

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# by oktohru | 2017-10-25 00:45 | 音楽 | Comments(0)

よそう

 子供の頃、母は「ご飯をよそう」と言っていました。今まで考えもしませんでしたが、「みをつくし料理帖」を読んでいてその言葉にぶつかって思い出しました。そこで当てられていた漢字は「装う」。これを見て、初めて「ご飯をよそう」が理解できたような気がします。雑に盛り付けるのではなく、おいしそうに「装う」大切さも。
 変形で「よそる」という言葉も使われるそうですが(「装う」+「盛る」?)、我が家では確かに「装う」だったと思います。
 あまり昔の話はよそう?(笑)


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# by oktohru | 2017-10-23 19:23 | 日々の雑記 | Comments(0)

高田郁「八朔の雪」(角川春樹事務所)

 息子が貸してくれた文庫本。しかしいつの間に人情時代物を読むようになったのか。まだ若いのに。(笑)
 帯を見るとNHKの土曜時代ドラマとして放送されていたらしいのですが、テレビ番組をほとんど観ない私は知りませんでした。
 読みやすくて楽しめる作品でした。


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# by oktohru | 2017-10-22 00:35 | 読書 | Comments(0)

ジェイムズ・P・ホーガン「ガニメデの優しい巨人」(創元SF文庫)

 兄にお借りしたシリーズ2作目。前作の疑問が解消されるとともに、全く新しい展開にワクワクしました。エピローグでの終わり方が少し切なかったのですが、訳者あとがきを読んでホッとしました。3作目が楽しみですよ、兄上。


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# by oktohru | 2017-10-18 00:00 | 読書 | Comments(0)

プロムナード・コンサート12

 冷たい小雨の中、東京藝術大学130周年記念のコンサートを、先日89歳になったばかりの母と聴きに行きました。開場20分前に着きましたが、すでに奏楽堂の入り口前には6、70人くらいの長い列ができていました。開場は定刻通り。友人の竹尾さんと一緒の時は、お気に入りの席に突進するのですが、今日は母と一緒にゆっくりと、それでも第2のお気に入り、コンミス正面・前から4列目に陣取りました。指揮者とコンミスを一緒に見られて楽しいのです。音も大きく聴こえますし。(笑)
 今日演奏する東京藝大シンフォニーオーケストラは、藝大2~4年生を主体に構成されているそうです。指揮は、藝大招聘教授で千葉響音楽監督の山下一史氏。がっしりとした体格の方でした。
 曲目は、ブラームス作曲の「大学祝典序曲」と「交響曲第2番」。130周年のお祝いにふさわしい曲ですね。どちらも好きな曲だし、母も飽きないでしょう。
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 「大学祝典序曲」というと、日頃ハンス・クナッパーツブッシュの録音に馴れ親しんでいますが、今日の演奏はスピーディー。それでも、低音のしっかりしたブラームスらしい響きが感じられました。ブラ2は、やはり何と言ってもシューリヒトなのですが、カール・ベームの熱い実況録音も忘れ難い。(笑)とはいえ、今日の演奏も良かったです。なんといっても弦楽器がすばらしかった!管楽器に負けない音量で、聴いているこちらの身体にまで響いてきました。家の音楽再生装置では決して味わえないこの感覚が、コンサートの醍醐味ですね。
 コンサートに満足して奏楽堂を出ると、ちょうどお昼の時間。どこで食べようか母と話していて、思いついて藝大の学食に入りました。なかなか学外の人間が入ろうとは思わない場所なので、きっと母は喜ぶだろうと考えたのです。案の定、とても嬉しそうでした。^_^
 高齢とはいえ母の足が丈夫なうちに、こうして一緒の時を過ごせるのは幸せなことです。
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# by oktohru | 2017-10-17 23:53 | 音楽 | Comments(0)

高木竜馬ピアノ名曲アルバム”ウィーンからの風”

 地元八千代市で開催されたピアノソロコンサートを聴いてまいりました。演奏家は、千葉出身の高木竜馬氏(ぶらあぼの告知)。
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 会場は、ピアノ販売の島村楽器八千代店内のホール。ほぼ満員で80人くらい入ったでしょうか。
 プログラムは、とても行き届いた内容で、演奏も2時間たっぷり。ショパンの曲に力が入っていたので、ショパンコンクールを目指しているのだろうかと、友人の竹尾さんと話しました。スケルツォ第2番と英雄ポロネーズ、とても素晴らしかったです。

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# by oktohru | 2017-09-19 00:05 | 音楽 | Comments(0)

ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」(創元SF文庫)

 兄にお借りしたのは、1980年7月再版の創元推理文庫。現在は創元SF文庫に収録されていますが、表紙絵は同じようです。
 本書は、SFの古典的名著というのでしょうか。名前は聞いていましたが読んだのは初めて。じつにスケールの大きな話で、読んでいてどんどん引きこまれます。エピローグで描かれている時代が気になりましたが、おそらく現在なのでしょうね。最高に面白い作品でした。


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# by oktohru | 2017-08-29 22:56 | 読書 | Comments(0)

喜多喜久「化学探偵Mr.キュリー6」(中公文庫)

 今日は読書の日。兄にお借りしたシリーズ第6作を楽しみました。以前は1冊に短編が2,3話入っていましたが、このごろは1冊1話のようです。
 とても読み応えのあるストーリーで、一気読みしました。大学化学科の先生方、高校生にこの本を読ませれば、化学科の志願者数が増えること間違いなしですよ~!(^o^)


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# by oktohru | 2017-08-11 15:45 | 読書 | Comments(0)

ブログ記事

 ブログにあれこれ書いていますが、運営会社が無くなったらこれまでの記事が見られなくなるかもしれません。10年以上続けているこのエキサイトだって、明日はどうなるかわかりませんし、フェイスブックだって、それは同じ。
 というわけで、今までに私が書き込んだ記事を保存することにしました。ちょうど週末のお休みなので。
 エキサイトブログの場合、ブログ記事を製本する会社とタイアップしていて、サンプルpdfファイルの作成後、製本の発注という流れがあります。サンプルpdfの作成は無料とあるので、さっそくやってみました。たしかに無料で作成できましたが、誌面にsampleという透かし文字が入っています。やはり商売ですから、そのまま印刷体裁のpdfファイルを無料で作成してはくれません。とはいえ、とりあえずの間に合せとして、サンプルpdfを作成していただきました。あいにく私のブログは10年以上続いているので、1つのファイルには入りきれず、B5判で3つのファイルになりました。
 フェイスブックは、というと、無料でアーカイブしてくれるようです。しかし、どうやら時間がかかるらしく、エキサイトより先に依頼したにもかかわらず、いまだに完了していません。いつ頃、できあがるのでしょうね、、。

【追記】一日たっても、出来上がりの連絡がありません。多いから仕方がない、、?^_^;
【追記2】9月18日現在、いまだに、、。(涙)
【追記3】10月19日現在、いまだに、、、、。きっと忘れられているのでしょう。

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# by oktohru | 2017-07-23 00:51 | 日々の雑記 | Comments(0)

SOSPIRI D'AMORE ―音楽は風の如く―

 土曜日の午後、八千代市市民会館小ホールで開催された表記の催しを楽しんできました(公式サイト)。
 オペラリア八千代の代表・伊地知理さんとウィーン国立歌劇場合唱団員・ソリストの伊地知宏幸さんが中心となって活動していて、今回が6回目との事。伊地知理さんとはFB友達で、友人の轡田(奧)さんや竹尾さんは出演するし、轡田(夫)さんと大熊さんも裏方をするということで、行かないわけにはまいりません。(笑)
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 プログラム第1部は、通常のコンサート形式で、伊地知宏幸さんつながりの音楽家の皆さんで、ピアノデュオによるシュトラウス:ジョッキーポルカ、二人のヴァイオリンによるモーツァルト:鏡のカノン、ソプラノとピアノ、ヴァイオリンによるブラームス:ジプシーの歌、最後にバリトンとピアノ伴奏によるシューベルト:歌曲「野ばら」「君こそわが憩い」「鱒」「魔王」。休憩後の第2部は、創作劇「寅はつらいよ」~夢をあきらめないで~。 第2部の創作劇が楽しそうですが、声楽曲に疎いわたし的には、ソプラノやバリトン独唱が聴ける第1部も嬉しい内容です。
 入場無料ということでしたが、会場入口前で募金をしたら缶バッチを頂きました。毎回作っているそうで、聴きに来た子供達は喜ぶでしょうね。
 まず第1部。最初に代表の伊地知理さんによる挨拶と八千代市長服部友則さんの挨拶がありました(八千代市・八千代市教育委員会の後援事業だからだと思われます)。そして演奏が始まりました。
 バリトン独唱のシューベルト。ステージ後のスクリーンに、プロジェクターで歌曲の内容を映していたのはグッドアイデアでした。途中、メディアプレーヤーを一時停止しておくところで消してしまい、同じ内容を2回観ることになったのは、舞台裏にいる友人のしわざでしょうか?^_^;
 第2部の創作劇。出演者の皆さん、楽しんで演じていたように見えました。八千代市の特産品(梨、落花生、清酒八千代桜など)がこれでもかっていうくらいセリフに入っていました。それにしても伊地知さんの演技は堂に入ってますね。轡田(奧)さんも、舞台馴れしていらっしゃるのか(度胸があるのか?)、自然な演技でびっくり。舞台の場面転換時、照明を落とした中、演奏家の皆さんが交代で(?)、挿入曲を演奏して間を持たせてくださいました。「こうもり」序曲、ウィーン奇想曲、熊蜂の飛行、美しく青きドナウ、などなど。
 2時開演で終演が4時。自転車で帰宅して、テニスレッスンにダッシュしましたが、5分ほど遅刻してしまいました。^_^;

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# by oktohru | 2017-07-22 21:27 | 音楽 | Comments(0)