習志野フィルハーモニー管弦楽団 第91回定期演奏会

 例によって、友人の竹尾さんに誘っていただき、大熊さんと3人で習志野文化ホールで行われた表記演奏会へ行ってきました(公式サイト)。このオーケストラの演奏を聴くのは初めて。創立が1969年という、歴史ある市民オーケストラです。
 演目は、ベートーヴェン作曲「ピアノ協奏曲第3番」と、なんと!ブルックナー作曲「交響曲第8番(ハース版)」。人生2度目の生ブル8。アマチュアオーケストラがこの長大な曲を演奏するとは!という驚きと、プロオケみたいに協奏曲付きというプログラムへの期待感から、これは!と思って聴きに行くことにしました。(全自由席1000円)
 指揮は新通(しんどおり)英洋、ピアノ独奏は若杉友恵の両氏。会場は、ほぼ満席の盛況でした。これも例によって竹尾さんのダッシュのおかげで、私たち3人は前から10列目くらいのほぼ中央という、最高の席につけました。入口でいただいたパンフレットは、とてもきれいに作られたもの。
c0026968_19341101.jpg
 1曲目のベートーヴェン。聴きなじんだ曲の演奏を、十分楽しませていただきました。特に第1楽章のカデンツァが良くて、静まり返った会場から聴衆が集中して聴き入っている雰囲気が伝わってきました。
 15分の休憩後、いよいよブル8。指揮台うしろのピアノが片づけられて、1曲目ではまったく見えなかった指揮者新通氏が、指揮棒を持たないで指揮しているのに気づきました。
 冒頭から、ブルックナーだなあという感じが伝わってきました。久しぶりに実演に接したので、なんだか懐かしい気分。木管の音が少し聞こえにくかったですが、なにしろ金管とティンパニの音が圧倒的で、ブルックナー全開といった感じ!
 全体で80分にもわたる曲ですが、どの楽章の演奏も素晴らしかったです。第2楽章(スケルツォ)のラストがビシッと決って、うっかり拍手をしそうになったくらい。シンバルが入るアダージョも盛り上がりましたし、フィナーレも、これでもかっ、というくらいの音の洪水。いやぁ、堪能させていただきました。ありがとう、習志野フィルのみなさん!
 唯一気になったのが指揮者新通氏の鼻息(?)スースーなのですが、いつものことなのでしょうか?

[PR]
# by oktohru | 2017-06-04 19:34 | 音楽 | Comments(0)

東京藝大チェンバーオーケストラ 第29回 定期演奏会

 日曜日の昼間、上野にある東京藝術大学へ、いつも誘ってくださる竹尾さんと、今回初めてご一緒する大熊さんの3人で、表記コンサート(公式サイト)を楽しんで来ました。私はこのオーケストラの演奏を聴くのは初めて。藝大の中でも優秀な学生さんたち中心のオケということで、期待がふくらみます。会場は、もちろん大学構内にある奏楽堂。(全自由席1500円)
c0026968_20422734.jpg

 演目は、レスピーギ作曲「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲」、チャイコフスキー作曲「弦楽セレナード」、休憩をはさんでシューマン作曲「交響曲第2番」。指揮は、ヴァイオリン奏者であり指揮者でもあるというドミトリー・シトコヴェツキー氏。
 演目のうち後者2曲はおなじみの曲ですが、最初のレスピーギの曲も、聞き覚えのあるメロディーもあって、とても楽しめました。チャイコフスキーの弦セレも良かったですが、管楽器が合流して演奏されたシューマンの2番が最高でした。一言でいうと「熱気あふれる演奏」というか、複雑に入り組んだ曲を精一杯弾き切った感じ。アンコールに第2楽章を繰り返しましたが、コンサートミストレスの方(齋藤澪緒氏)も、最後はガッツポーズをして満足げでした。
 指揮者のシトコヴェツキー氏は、とてもはっきりとした棒さばきで、オーケストラは演奏しやすかったのではないでしょうか。

[PR]
# by oktohru | 2017-05-28 20:43 | 音楽 | Comments(0)

第1861回 NHK交響楽団定期公演

 Cプログラム1日目(公式サイト)。
 指揮はウラディミール・フェドセーエフ氏(84)。生きている指揮者に疎い私は、氏の名前を聞くのも初めてでしたが、キャリアは随分長いようですね。演目は、グリンカ作曲:幻想曲「カマリンスカヤ」、ボロディン作曲:交響曲第2番、休憩後にチャイコフスキー作曲:交響曲第4番。指揮者に合せてか、オールロシア音楽でした。
c0026968_00362377.jpg

 何と言っても今日の注目ポイントは、初めてのNHKホールのE席。1500円でN響のコンサートを聴ける自由席です。D席が3600円なので、いかにも格安。もちろん自由席と言っても席数には限りがあるので、いつでも買えるわけではありませんが、先日のコンサートの休憩時間に買えたのはラッキーでした。座席表で見ると、3階の角なのでオーケストラの音がどれくらい聴こえるのか、今日はその実験でもありました。
c0026968_00364671.jpg

 なにしろ自由席なので、開場と同時に席取り競争になります。幸い、今日のコンサートに誘ってくださった竹尾さんは日頃フットサルで足腰を鍛えているので、私は後を追いかけるだけ。なんとE席の最前列をゲットして下さいました!(図中赤く囲っている部分)
 席を取った後は、開演まで1時間もあるので、先日食べそびれたアイスモナカを2階の売店で買って夕食代わりにいただきました。
 さあコンサートの始まり!
 グリンカの曲というと、オペラ「ルスランとリュドミラ」序曲というにぎやかな曲を思い浮かべてしまいますが、そのせいか幻想曲「カマリンスカヤ」は、こじんまりとしていて、パッとした曲に聞えず物足りなく感じてしまいました。ボロディンの交響曲第2番は、もう忘れてしまいましたが(笑)、楽しめたようです。しかし終了直後に「ブラボー」という声で余韻を消されてしまったのにはがっかり。フライングではありませんでしたが、、。
 今日いちばん満足できたのは、やはり後半のチャイコフスキー交響曲第4番。ホルンがすばらしい。トランペットは、ところどころ変に聴こえましたが。竹尾さんとも話しましたが、第3楽章のピツィカートのメリハリが大きいのが面白かったなあ。フィナーレもバシッと決っていました。ブラボーが二人に増えていましたが、すこし間をあけてくれたようです。
 結論:E席は良かった。今日のように、協奏曲などソロ演奏が入っていないプログラムなら、全く問題ない。ただし、曲間のゲホゲホという咳払いの音が盛大に聞こえるのは興ざめかも。

[PR]
# by oktohru | 2017-05-20 00:37 | 音楽 | Comments(0)

水野仙子「くすり湯」

 最近は、気分的に停滞気味。休日前にはウキウキしていても、休日になるとグズグズしている。そう思っていたら、こんな記事が!当たっている~。いつの間にか私、出不精になっていたのですね。
 特に今日のように雨降りで家から出にくい状況だと、何かを積極的にしないとドンドン深いところに落ち込みそう。というわけで、以前やっていた文学作品のテキスト入力に走ってみました。今日の成果はこちら!(久しぶりのせいか、いや捗ること。)
 机でじっとして入力するので肩が凝るかな?と心配でしたが、今日のところは大丈夫みたい。明日もやるかな~?^_^

14日 「玉子の殻」を追加登録しました。
16日 「留守居」を追加登録しました。
21日 「賣り桑」を追加登録しました。
28日 「一日一年」を追加登録しました。
6月2日 「四萬八千日」を追加登録しました。


[PR]
# by oktohru | 2017-05-13 23:50 | 読書 | Comments(0)

こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社)

 ツタヤで借りて一気読みしました。ユーモアと悲しみ、愛と、そして怒り? 不思議な読後感を味わいました。
 それにしても、最初と最後から2番目の話に出てくる黒い服の怪物はなんじゃろう?


【追記】ツタヤに返却してから、hontoというサイトで電子書籍を購入して、今でも繰り返し読んでいます。

[PR]
# by oktohru | 2017-04-29 01:33 | 読書 | Comments(0)

ヨナス・ヨナソン「窓から逃げた100歳老人」(西村書店)

 友人の竹尾さんに貸していただいた本。壮大なスケールの爆笑コメディで、映画化されてもいます(予告編)。いや、本当に面白かったです。よくもまあ次々とエピソードを思いつくものです。作者の名前からして面白く感じてしまいますが。(笑)


[PR]
# by oktohru | 2017-04-20 23:16 | 読書 | Comments(0)

東京都交響楽団 第829回定期演奏会Bシリーズ

 昨日の定期演奏会Aシリーズを聴いた兄にチケットをいただきました。会場が違うとはいえ(東京文化会館と東京オペラシティ)、同じ東京で同じ演奏プログラムとは、ひょっとして私のため?(笑) というわけで東京オペラシティで聴いてきました(公式サイト)。
 演目は、前半がラヴェル作曲バレエ音楽「マ・メール・ロア」、20分の休憩をはさんでジョン・アダムス作曲「シュヘラザード.2―ヴァイオリンと管弦楽のための劇的交響曲」。席は3階正面で、ステージ全体が見渡せてイイ感じ。
c0026968_23562704.jpg

 プログラムの後者は2014年の作品ですが、作曲者ジョン・アダムス70歳を記念した昨日の演奏が日本初演(世界的には45回目)とのことです。昨日に続き客演指揮アラン・ギルバート、ヴァイオリン独奏リーラ・ジョセフォウィッツ。実はこの作品、ジョン・アダムスからこのリーラさんに献呈されていて、今までの公演すべてで彼女が演奏しているというのですから驚きです(そして今回も!)。
 前半の「マ・メール・ロア」は、いかにもラヴェルという感じの曲。有名な割に実演で聴く機会がありませんでしたが、フィナーレで、美しい響きがホールの天井から降りそそいで来るように感じられてうっとりしました。都響も上手いけどホールの音響も素晴らしいですね。3階席でも、まったく不足を感じませんでした。
 今日のメインは、やはり後半の曲でしょう。公開中の作曲者インタビュー(YouTube)を聴いたところ、曲名の正しい読みは「シュヘラザード ポイント トゥー」。様々な楽器がステージに並んでいて壮観です。ツィンバロン(演奏は生頼まゆみ)も登場したのですが、最初どこにあるのかわからず演奏が始まってしばらくして、指揮者正面にあるのが見えました。3階からだと指揮者の身体に隠れがちでした。曲名から有名なリムスキー・コルサコフの曲を思い描いてしまいますが、演奏が始まってまったく違う曲なので驚きました(当たり前ですね)。抑圧された女性解放をめざす戦いの音楽なので、ヴァイオリン独奏が女性なのも納得。うっとりするメロディーは、ほとんどありませんでした。オーケストラの熱演で、聴いていて少しも眠くなりませんでした。初めて聴く曲にしてはめずらしいことです。万雷の拍手でコンサートは幕を閉じました。めでたしめでたし。
 それにしても、東京オペラシティは、私の勤務先最寄駅から乗り換え1回、所要時間約40分という至便の地。またの機会を楽しみにしますよ、兄上。

[PR]
# by oktohru | 2017-04-18 23:57 | 音楽 | Comments(0)

恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)

 直木賞と本屋大賞をダブル受賞した話題作。マイナー好きの兄が(珍しく)読んだということで、貸していただきました。
 ピアノコンクールが舞台ということから、一色まことのマンガ「ピアノの森」が思い浮かびますが、目に見えない音楽を絵や文字で描くのですから、どちらもすごい。本作では、特にコンクールを通じて成長する主人公の心を細やかに描いています。
 それにしても、リストのピアノ・ソナタ ロ短調でイメージされる物語って、すごすぎます。(^_^;


[PR]
# by oktohru | 2017-04-16 22:51 | 読書 | Comments(0)

NHK交響楽団 第1858回定期公演A

 友人の竹尾さんにチケットを取っていただいて聴いてきました(公式サイト)。NHKホールに行くのは高校生の頃以来です(たぶん1975年)。父・兄と一緒に、ロブロ・フォン・マタチッチ指揮によるブルックナーの交響曲第8番を、最前列の席で見上げるようにして聴いたのを忘れることが出来ません。あれから幾星霜。(笑)
 今日の演奏プログラムは、アイネム作曲「カプリッチョ」、メンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲、休憩をはさんで、マーラー作曲交響曲第1番「巨人」。指揮はファビオ・ルイージ氏、ヴァイオリンはニコラス・ズナイダー氏。
c0026968_20290651.jpg
 アイネムの曲は、シューリヒト指揮による「交響的情景」しか聴いたことがありませんでしたが、この曲もなかなか賑やかで楽しめました。身体の大きなズナイダー氏のヴァイオリンは、銘器グァルネリ・デル・ジェス「クライスラー」とのこと。そう思って聴くと、余計に輝く音のように感じますね。演奏は普通に良かったです。今日のいちばんは、やはりマーラーの1番。あまり身体の大きくない指揮者のルイージ氏が、両腕を振り回してオーケストラを鼓舞しているのに好感を持ちました。
 いやー、それにしてもN響は素晴らしい。
【忘備録】休憩時にこの会場では、大の大人たちがアイスモナカを食べるようです。私はうっかりコーヒーを飲んでしまいましたが。(笑)

[PR]
# by oktohru | 2017-04-16 20:29 | 音楽 | Comments(0)

東野圭吾「むかし僕が死んだ家」(講談社文庫)

 これも兄にお借りした本。
 著者は私より一つ年上の有名な作家ですが、私自身はあまり作品を読んだことがありません。もしかしたら本作が初めてかも。
 面白くて、勤務先との往復の電車中で読み終えました。推理というか謎解きの過程を楽しませてくれる作品でした。場面が少ないので、舞台劇になりそうな。


[PR]
# by oktohru | 2017-04-11 21:48 | 読書 | Comments(0)