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プロースト交響楽団 第23回定期演奏会

 出張で痛くなった腰を気にしながら、暑いくらいの陽気の中ミューザ川崎まで表記演奏会を聴きに行きました。
 竹尾さんにいただいた座席指定券との引換券を手に、12時からの引換を待って列に並んだところ、11時半から交換開始。とはいえ開演は午後2時。昼食を済ませ戻ってきましたが、それでも30分くらい時間を持て余しました。
 引き換えていただいた指定席は、超特等席(2CA1-21)! なんと運が良いのでしょう。
 プロースト交響楽団は、2003年に大学生中心のオーケストラとして創立されたとのことですが、名前が「乾杯」とは粋ですね。うっかりフランスの文学者かと勘違いするところでした。指揮は角田鋼亮(つのだ・こうすけ)氏。大阪フィルの指揮者なのですね。
 今日の演目は、ヨアヒム・ラフ編曲によるバッハ「シャコンヌ」、伊福部昭「交響譚詩」、休憩後にブルックナー「交響曲第4番」。
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 演奏を聴いて、とてもうまいオーケストラなのが分かりました。ラフの編曲による「シャコンヌ」は、バッハが少なかったような。伊福部昭の「交響譚詩」は、祭り囃子のような賑やかな曲で楽しかったです。
 いよいよお目当てのブルックナー。いや、参りました。なんと1874年第1稿(ノヴァーク版)。時折、聴きなれた旋律が現れることはありますが、ほとんど別の曲。これがロマンティックの真の姿だったのかあ!ブルックナー特有のゆったりとした旋律に浸る場面が少なくて、ただただドンジャカ。演奏が本当に素晴らしかったのは分かったのですが、曲がこれでは全く楽しめませんでした。
 不思議な体験だったと言えよう。(笑)

【追記】 最後にふざけて書いた一文の元である宇野功芳氏が6月10日に亡くなられました。謹んでお悔やみ申し上げます。
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by oktohru | 2016-05-29 19:36 | 音楽 | Comments(0)

新日本フィルハーモニー交響楽団 室内楽シリーズXII

 例によって忙しい兄に代わって、表記コンサートを聴いてきました。会場はすみだトリフォニーホール小ホールで午後7時15分開演。
 いつものようにプログラムを入れた写真を撮ろうと考えましたが、今までの写真では「すみだ限定サイダー」やコーヒーをお供にしていました。新しいものということで、今回はワイン。撮影後、もちろん飲み干しましたが、お酒を飲むと眠くなることを忘れていました。やばい。(笑)
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 とうとう100回目を迎えた今回のテーマは「北爪道夫の世界」。副題に「北爪道夫作品集+荒川洋『天の赦すところ』」とありました。NJP副首席フルート奏者の荒川洋氏のプロデュースによる演奏会でしたが、いや実に楽しいコンサートでした。
 プログラム前半は、荒川洋作曲「管弦劇『天の赦すところ』より宇和島序曲」、北爪道夫作品集より「オアシス」、「トリプレッソ」、「流れI」。15分の休憩をはさんで後半は、荒川洋「ニレ」と北爪道夫作品集より「アリオーソ」、「ツインズ」、「遠い歌II」、「ペア・ワーク」、「ベスト・オブ・クラシックのテーマ」。
 何が楽しかったかというと、作曲者の北爪道夫氏と荒川洋氏のお話。このシリーズでは毎回、プロデュースした演奏家が開演前に15分ほどのプレトークをするのが通例ですが、今回は二人の作曲家のプレトーク。しかも休憩後の北爪氏の曲が演奏される前のステージ準備中にも。プレトーク2回というのは、もしかして初めてでしょうか?(というか、プレトークといえるのか?) お話の内容は、主に作曲にまつわる内輪話でしたが、北爪氏の物柔らかなお話と二人の掛け合いが、とても楽しかったのでした。演奏された曲のほうはというと、すでにちっとも覚えていません。無理やり書くとしたら、せいぜい次のくらいでしょうか。
 荒川氏の「管弦劇『天の赦すところ』より宇和島序曲」は、フルートとチェロ、そしてピアノの三重奏でした。5分ほどの短い曲でしたが、甲高く短いフルートの音が耳に残りました。それでも全体としては、まあ聴けたかな?(笑)むしろ北爪氏の曲のほうが、私には馴染めないものでした。ハープやクラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、マリンバやドラなどのパーカッション等、様々な楽器が、曲ごとに組み合わせを変えて登場しました。
 プログラムの中で唯一聞き覚えがあったのは、NHKラジオの「ベスト・オブ・クラシック」のテーマ。今日登場した演奏者みなさんで演奏しました。終わってから、北爪氏が壇上に登って腕を振り上げもう一度!(^o^)
 北爪氏によると、以前はたいていのオーケストラコンサートでは現代曲が取り上げられていたが、最近はずっと少ないとのこと。そうした現状を変えるためにどうしたらよいのか、「考えると難しい」と笑って話していらっしゃいました。そして最後に、今回のコンサートはとても良い試みだから名古屋でもぜひやりたいとのことでした(なぜ名古屋?) 終演が思いのほか遅くなって9時30分。楽しいお話が長かった。(笑)
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by oktohru | 2016-05-18 23:53 | 音楽 | Comments(0)

クルマ

 今から30年近く前、私は愛知県岡崎市にある研究所に勤務していました。単身者用のアパートで、週末夜の楽しみは、フジテレビのF1観戦。アイルトン・セナやアラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、そして中嶋悟。あの頃から、クルマはホンダと決めていました。隣が豊田市だったというのに!(笑)
 あれから30年。我が家のホンダ・ストリームが15年目の車検を迎えました。
 週イチで勤務先と実家に乗り付ける生活を続けて、年間の走行距離はおよそ8000キロ。15年で、およそ12万キロを走破しました。そして今回の車検では、とうとうエンジンのタイミングベルト交換となりました。正式(?)には10万キロで交換となっているようですが、前回2年前の車検では交換されませんでした。なんででしょう?
 今回、タイヤ4本もあわせて交換しました(こちらは3セット目)。さあ、これからもう10万キロ走れるぞ!どうやら残りの人生、このクルマと過ごすことになりそうです。めでたしめでたし、、?
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by oktohru | 2016-05-17 23:47 | 日々の雑記 | Comments(0)

第23回千葉女子高等学校オーケストラ部スペシャル演奏会

 正式には「第9回ヨーロッパ演奏旅行記念 第23回千葉女子高等学校オーケストラ部スペシャル演奏会」、なのかな?
 N響&チック・コリアを優先させた竹尾さんにチケットをいただいて (^o^;、習志野文化ホールで表記のコンサートを楽しんできました。女子高のオーケストラ部の演奏会ですが、私は生徒の父兄でも教職員でもない一人の無関係者。どういう顔をして聴きに行こうか悩みましたが、部員の父親になりきって出かけました。バーチャル父兄。(笑)
 午後3時開演の1時間前に開場でしたが、その15分前に着いた時には、すでに長い列ができていました。開演前には、会場はほぼ満員という大盛況。
 プログラムは3部構成。
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 第1部は、バッハの教会カンタータ「人の望みの喜びよ」(BWV147)、マーラーの交響曲第5番の第2楽章(アダージェット)、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲から第2・3楽章、そしてシューベルトの交響曲第8番「未完成」。
 第2部は、モーツァルトの歌劇「魔笛」序曲、菅谷大樹作曲 和太鼓「ひかり」、福島康晴作曲「見返り絵」、外山雄三「管弦楽のためのラプソディ」。
 第3部は、ジョン・ウィリアムズ「スターウォーズ・メドレー」、プッチーニの歌劇「蝶々夫人」よりアリア「ある晴れた日に」、R・ロジャーズ「サウンド・オブ・ミュージック・メドレー」、マスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスチィカーナ」より間奏曲、チャイコフスキー「イタリア奇想曲」。書き写すだけで、タイヘンです。(笑)
 開演まで1時間もあったのでいただいたブックレットをよ~く読みました。千葉県は高校オーケストラ部活動が盛んな県のようですが、その由来は第一次世界大戦で日本に移送されたドイツ人捕虜によって、音楽を含むドイツ文化が地域に伝えられたことによるそうです。徳島県坂東俘虜収容所のエピソードは有名で映画にもなりましたが、習志野にも俘虜収容所があったそうです。部活動の記録を見ると、千葉女子高オーケストラ部も、11月に「ドイツ軍人追悼慰霊祭」(習志野霊園)で演奏しています。
 千葉女子高オーケストラ部は、昨年の日本学校合奏コンクール全国大会で金賞・会長賞を受賞しています。今年4月には、ドイツへ演奏旅行して「大成功」だったそうです。今日の演奏プログラムは、その際の演奏曲を中心にしているとのことでした。
 指揮は、オーケストラ部顧問の山岡健氏。「スターウォーズ・メドレー」だけ、やはり顧問の安重稔氏が指揮をなさいました。
 ステージに並んだオーケストラ部部員を見ると、やはり女子高生。指揮者の登場をまっすぐな姿勢で待つ姿は、とても清々しいものです。うちの娘もこの中に、、いませんが。(笑)
 最初のバッハの合奏から、普通にオーケストラの演奏だなあと感じました。いや、よく聴かせてもらう機会の多い市民オーケストラよりも上手なくらいです!さすが全国大会金賞。私の大好きなマーラーも美しかったですし、モーツァルトの協奏曲では、ハープ奏者は同校講師の中村愛氏でしたが、フルートは、なんとオーケストラ部の部員二人が分担して演奏したのでした。きっと、めちゃくちゃ緊張したのでしょうけど、おふたりとも立派に演奏なさいました。
 15分の休憩の間、1階ホワイエでは、金管楽器とハープのロビーコンサートがありました。コーラを飲みながら楽しませていただきました。
 第2部では、ドイツでの演奏会で人気を博した和太鼓「ひかり」がとてもカッコよかった。カラフルな半被を纏った7人(だったっけ?)の躍動的な演舞に、私も含め会場からは大拍手。福島氏の作品も、ねぶた祭りをイメージした曲とのことで楽しい音楽でした。そういえば外山雄三氏の曲も童謡が加わっていて、とても賑やかな曲でした。そうそう、「魔笛」序曲は、オーケストラ部OG達による演奏で、卒業してからも音楽を続けている先輩は、ずいぶんたくましかったです。
 10分の休憩の間、ロビーコンサートは木管楽器によるジブリ・メドレー。缶コーヒーを飲みながら楽しませていただきました。
 第3部は、ソプラノ歌手の高原亜希子氏のおかげで、とても楽しい雰囲気が加わりました。「ある晴れた日に」は、登場していきなりでしたが素晴らしい声でした。「サウンド・オブ・ミュージック・メドレー」では、指揮の山岡氏も「エーデルワイス」を歌い、高原氏と意味ありげに絡んだりして、会場は大盛り上がり。「イタリア奇想曲」も一生懸命な演奏でした。
 アンコール曲として、この演奏会で引退する3年生だけの演奏で、ヨハン・シュトラウス「狩り」。最後にオーケストラ部全員で「ラデツキー行進曲」を演奏して幕が下り、、ませんでした。
 指揮者の山岡氏が、引退する3年生全員と、ひとりひとり手を取り合い、抱き合い、別れを惜しむという、おそらく3年生の心にずっと残るセレモニーがありました。これから新しくオーケストラ部を引っ張ってゆく2年生の部長・副部長・コンミスが自己紹介して、OGの方々から花束を贈られました。
 今日のスペシャルコンサート。午後3時開演で、演奏が終了したのは6時40分。途中休憩を2度はさみましたが、これでもか!という盛りだくさんの内容でした。(^o^) バーチャル父兄の私は、満足して帰途につきました。
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by oktohru | 2016-05-15 22:06 | 音楽 | Comments(0)

山川直人「菅原克己の世界 日常の椅子」(ビレッジプレス)

 菅原克己という詩人の名前も詩も私は知りませんでしたが、山川直人の画力によって実にわかりやすく描かれています。というか、山川氏の漫画自体、もともとこんな風情のものだったような。(笑)

日常の椅子―菅原克己の風景
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by oktohru | 2016-05-13 22:09 | 読書 | Comments(0)

あの録音

 驚きました。
 10連休の最終日。30年ぶりくらい久々に、クナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィルによるブルックナー交響曲第5番を聴きました。シャルク改訂版による有名な演奏録音。そしたら、記憶にある演奏(正確には音ですが)とは大違い!「本当に、あの録音なのか?」と疑ってしまうほど。
 考えてみると、以前聴いていた時は、CDでなくLPでしたっけ。そして、もっとよく考えてみると、あの頃は第4楽章ばっかり聴いていたのでした。コーダが気に入っていて。(笑) 音が違うのではなく、むしろ初めてちゃんと最初から聴いたのでした! そう思って聴くと、第4楽章はたしかに「あの録音」。
 なんとお粗末な結末でしょう。ああ、恥ずかしい。

ブルックナー: 交響曲第5番
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by oktohru | 2016-05-08 22:03 | 音楽 | Comments(0)