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古書ミステリー倶楽部II (光文社文庫)

 またまた兄に借りて読みました。11人の作家による掌編集。一番よかったのは、坂口安吾の「アンゴウ」でしょうか。いえ、けっしてダジャレではありません。(笑)

読みたい方は、青空文庫でどうぞ。

古書ミステリー倶楽部II (光文社文庫)


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by oktohru | 2014-06-30 22:33 | 読書 | Comments(0)

テオドール・シュトルム「ある画家の作品」(林道舎)

 シュトルムの作品が単行本に訳出されていたのですね。とはいえ平成6年刊ですから、もう20年前になりますが。(笑)
 シュトルムというと「みずうみ」が一番有名ですが、この作品も彼らしい、作中人物の回想による物語でした。読んでいて、シュトルムに惹かれて彼の作品を集めていた大学時代が、懐かしく思い出されました。
 私は「日本の古本屋」で見つけて購入しましたが、今でも書店で買えるようです。

ある画家の作品

【追記」日本シュトルム協会から、名作集全6巻が刊行されているのですね。
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by oktohru | 2014-06-28 12:30 | 読書 | Comments(0)

東京都交響楽団 第773回定期演奏会Aシリーズ

 仕事で忙しい兄に代わって、表記の演奏会を聴いてまいりました。(公式サイト
会場は池袋駅西口公園にある東京芸術劇場5階のコンサートホール。
 指揮は首席客演指揮者のヤクブ・フルシャ氏(33)。躍動的な指揮ぶりが印象的でした。ピアニストのピョートル・アンデルシェフスキ氏(45)は、にこやかで年齢よりも若く見えました(Wikipedia)。
 
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 曲目はオネゲルの交響的楽章第1番「パシフィック231」、バルトークのピアノ協奏曲第3番、休憩をはさんで、ストラヴィンスキー「春の祭典」でした。前日に、サントリーホールで同じ曲目を演奏しているので、今日は完成版が聴けるのでしょうか?
 最初のオネゲル。曲目解説によると、パシフィック231というのは機関車のことで、オネゲルは機関車が好きだったみたい。なんと彼は昔の鉄ちゃんだったのでしょうか?(^o^; オネゲル自身の言葉として「表そうとしたのは、単に機械の騒音の模写でなく、機関車の視覚的印象と肉体的快感である。」とありましたが、機関車の曲かと思って聴いていたら、すんなりと曲に入り込めたような気がしました。(笑)景気のよい終わり方で楽しめました。
 一転してバルトークのピアノ協奏曲は、オネゲルよりも入り込めなくて、いつの間にか終わったような感じ。しかし終わりよければすべてよし。この曲も、景気よく盛り上がって終わりました。ブラボー出ました。(笑) 拍手に応えて、アンコールを2曲。協奏曲と同じバルトークの「3つのハンガリー民謡」と、うって変わってバッハ「パルティータBWV825」から「サラバンド」。ピアノで聴くバッハは、不思議な感じでした。
 休憩の20分、今日はコーヒーを飲みに行かないで、本を読んで過ごしました。
 さあ、本日のメイン「春の祭典」。ハルサイなんて略して呼ぶ人もいるようですが、文字で書いたら同じ4文字。(笑) 大好きな曲です。私のベストはバーンスタイン指揮ロンドン交響楽団(だったかな?)の演奏。私が中学生当時に流行した4チャンネル録音によるもので、部屋の電気を消して真っ暗な中、この演奏を聴きながら、ステレオに向かってシャドウ・コンダクティングしていましたっけ。
 今夜の演奏は、第1部前半は、聴いてるこちらもまだ上の空でしたが、次第にノッて来て、第1部が終わったところでは、思わず拍手をしたかったくらいでした。第2部は、最初から気持ちが入っていたので、いやー、最高でした。演奏が終わって、ごくわずか余韻を楽しめましたが、すぐに聴衆の絶叫ブラボーと大拍手。オーケストラの方々の表情も、うまくいったという感じに見えました。
 終演は、ちょうど午後9時。

【追記】 ピアニストのアンデルシェフスキ氏が、アンコールにバッハを弾いたのはなんでだろうと思ったら、来年2月に東京オペラシティでリサイタルが予定されていて、その曲目にもバッハのイギリス組曲が含まれていました。バッハがお好きなのでしょうか。

【追記2】 メイト会員は先着順で席を取れるので、開演45分前に行きましたが、これで3番目。1番目は50代女性で、2番目は40代男性。この人は「春の祭典」のスコアを読んでいました!この人は3階席を選んでいましたが、私は迷うことなく1階D列10番。前から4番目で、指揮者を左45度から見られるという絶好の席が取れました!席が決まったら、そのまま外に出て、初めて「かつや」でカツ丼(梅)。

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by oktohru | 2014-06-25 23:49 | 音楽 | Comments(0)

題名のない音楽会 テレビ公開音楽番組

 友人の竹尾さんが応募して当選したので、お供させていただきました。会場は東京オペラシティ3階のコンサートホール。演奏は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。司会は、いつもの佐渡裕氏と本間智恵さん。幸運にも最高の席でしたので、お二人の顔もよく見えました。(1階11列14番と15番)
 今回の収録では、佐渡氏は一曲も指揮をせず、東京シティ・フィル音楽監督の宮本文昭氏がタクトを振りました。
 放送2回分の収録で、前半は「50周年記念⑧巨匠から若手へクラシック編」として、ピアニストの中村紘子氏が、最初にグリーグのピアノ協奏曲から第1楽章を演奏し、その後、二人の若手ピアニストの公開レッスンという趣向でした。
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 デビュー55周年を迎えた中村氏は、わずかに機敏さなどの衰えを感じさせる気がしましたが、力のこもった堂々とした演奏をなさいました。
 後半は、宮本文昭氏の指揮者引退を記念して「わが演奏家人生に悔いなし」と題されていました。もともとオーボエ奏者として、世界的に活躍されていた人ですが、2007年に演奏活動を止めて、いつのまにか指揮者になっていたそうですが(笑)、今度は指揮者から引退するそうです。
 演奏曲目は、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」から第4楽章、バッハ管弦楽組曲第3番アリアのジャズ仲間とオーケストラの競演、そして最後にショスタコーヴィッチ交響曲第5番から第4楽章。バッハのアリア、とても楽しく盛り上がった演奏でした。ショスタコーヴィッチの5番は、大太鼓とティンパニの大きな振動がすきっ腹に響きましたが、とにかく迫力ある音の洪水を感じさせてくれました。予告通り、最後はとても遅いテンポでした。
 最初から最後まで、内容に満足の楽しい収録でした。

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by oktohru | 2014-06-25 00:03 | 音楽 | Comments(0)

三浦しをん「舟を編む」(光文社)

 すでに映画化された作品。文句なしに面白い。辞書編纂の情熱にも触れられるような気がします。
 読む前、どうして舟なんだろうと不思議に思いましたが、物語の最初の方に
「辞書は、言葉の海を渡る船だ」
という言葉があって納得しました。

舟を編む
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by oktohru | 2014-06-23 23:22 | 読書 | Comments(0)

三浦しをん「星間商事株式会社社史編纂室」(ちくま文庫)

例によって、兄にお借りした本。面白かった。通勤時のお楽しみなのに、うっかり休日に読み終えてしまうほど。

星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫)
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by oktohru | 2014-06-22 00:15 | 読書 | Comments(0)

米澤穂信編「世界堂書店」(文春文庫)

 この人が編んだアンソロジーがあったのは知りませんでした。
 国内外の作家による15の小品が収録されています。どれも興味深い作品ですが、私の好きな作品は、というと見つかりませんでした。

 世界堂書店 (文春文庫)

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by oktohru | 2014-06-20 00:37 | 読書 | Comments(0)

藝大生による木曜コンサート 第298回

 仕事一筋の私には珍しく年休を頂いて、母とふたりで午後2時から「藝大生による木曜コンサート」を楽しんで参りました。いつもは上野公園にある旧東京音楽学校奏楽堂で催されるのですが、今年度から改修工事が始まったため、平成29年度いっぱい、会場を台東区生涯学習センターのミレニアホールに移して開催されているようです。
 指揮科3年の学生さんふたり(松本宗利音、太田弦)が、藝大の学生有志オーケストラを指揮して、それぞれシューベルト「交響曲第8番(未完成)」とドヴォルザーク「交響曲第9番(新世界より)」(第3楽章抜き)を演奏しました。
 どちらも素晴らしい演奏でした!
 母は奏楽堂で聴きたかったかったようでしたので、もうしばらく長生きしてもらうことになりました。

 ところでこのコンサート、主催が東京藝術大学音楽学部というのは良いのですが、
  協賛:鰻割烹 伊豆榮
  協力:やきとり たけうち
というのは、どういうことなのでしょうね?(笑)

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by oktohru | 2014-06-19 22:22 | 音楽 | Comments(0)

新日本フィルハーモニー交響楽団 室内楽シリーズX

 音楽家たちの饗宴2013/2014 第7回

 忙しい兄に代わって、すみだトリフォニーホール小ホールで聴いてきました。
 開演は7時15分ですが、7時から恒例のプレトーク。以前はヴァイオリンの篠原さんが流ちょうな話術で楽しませてくれましたが、今はコントラバス奏者の村松さんがなさっているのですね。村松さんの曲目解説も良かったです。このコンサートのために村松さんが編曲した「ジークフリート牧歌」についてのお話で、昨年7月に大野和士氏の指揮で演奏したツィンマーマン「ユビュ王の晩餐のための音楽」に、この「ジークフリート牧歌」のうち3小節が挿入されていて驚いたとのことです。その演奏会には私も聴きに来ていましたが、さすがに気づきませんでしたよ(当たり前)。プレトーク最期をホール全員の三三七拍子で締めたのは、お客さんに一体感が生まれて良いアイデアでした。
 今夜の曲目は、ルーセル「フルート、弦楽三重奏、ハープのためのセレナード」、ワーグナー「ジークフリート牧歌」のコントラバス四重奏版(村松さんが編曲)、モーツァルト「弦楽四重奏曲第14番」の3曲でした。

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 ルーセルの曲を聴くのは初めてでした。うっかりバロックの作曲家パーセルと勘違いしましたが(苦笑)、ラヴェルと同時代のフランスの作曲家ということでした。いやー、出だしこそ散漫な印象の演奏でしたが、だんだんノッてきたようで、終わってみれば今日一番の演奏だったのではないでしょうか?
 2曲目の「ジークフリート牧歌」は、さすがにコントラバスだけで無理があったのではないでしょうか?編曲した村松さんも精一杯音域を広くしたとお話でしたが、聴きながらオーケストラ版のメロディーを脳内でなぞりながら聴けばなんとか聴けますが、ただこの演奏だけを聴いていたら、延々とドロドロした音が続くので、聴くのがつらいのではないかと心配になりました。(^_^; 演奏後、拍手にこたえて4人ともステージに出てくるのですが、その都度コントラバスをかかえて行ったり来たりするわけで、重い楽器は大変だと思いました。(^o^)
 3曲目は有名な「ハイドンセット」のひとつ。聴けば誰もが「どこかで聴いたことがある」曲です。なんとなくまとまらない演奏に聴こえてしまいました。
 演奏終了後、なんとアフタートークもありました(ポストトークとは言わないようです)。
 村松さんと、首席コントラバス奏者の渡邊さんが、漫談風に今日の演奏や新日本フィルの音楽について話してくださいました。村松さんが藝大で2年先輩とのこと。コントラバスパートが難しい「ユビュ王の晩餐のための音楽」をこの夏再び演奏するということで、挿入されている「ジークフリート牧歌」の3小節を見つけに、ぜひ聴きに来るよう宣伝なさっていました。

 終演午後9時。


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by oktohru | 2014-06-11 23:28 | 音楽 | Comments(0)

支援BIS「辺境の老騎士Ⅰ」

 ネットでも読める作品ですが、息子が買った本を貸してくれました。 騎士の物語ですが、食べたり飲んだりの描写が多いのが特徴です。グルメ騎士物語?

辺境の老騎士 1


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by oktohru | 2014-06-08 19:30 | 読書 | Comments(0)