日曜夜のNHKの番組で初めて、この言葉を知りました。
「働けど働けど、我が暮らし楽にならざり、、」とは、昔の人も言っていますが、所得格差の拡大は、間違いなく進行しているようですね。短期労働の増加は、仕事の質にも悪影響があるのではないかと、私は危惧します。社会不安も募るでしょうから、長い目で見ると地域社会の安全にまで影響が出てくると考えられます。 実は、私のような研究者の世界でも、期限付き雇用が増加していて問題となっています。科学研究予算は増加の一途をたどっていますが、そうした予算は待遇改善には使われません。期限付きで働いている研究者は、1年後・2年後の自分の状況を心配しながらも、仕事に追われることになります。希望が見えない研究現場の状況は、まだ研究者を目指す若者には知られていないのかもしれませんが、いずれは研究離れを引き起こすことは間違いありません。科学・技術立国を国是とするのなら、こうした状況を改善しなくてはいけないのではないでしょうか?
by oktohru
| 2006-07-25 12:53
| 日々の雑記
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