ル スコアール管弦楽団第43回演奏会

 毎回聴きに行くのが楽しみなル スコアール管弦楽団の演奏会(公式サイト)。いつもアマチュアとは思えない素晴らしい演奏を聴かせてくださるオーケストラです。今回の演奏曲目は、なんとマーラー交響曲第3番。マジか。(笑)
 会場は、例によってすみだトリフォニーホール。指揮はいつもの田部井氏ではなく松岡 究(はかる)氏で、メゾソプラノ三宮美穂、武蔵野合唱団とフレーベル少年合唱団の共演という大編成。
 会場は例によってほぼ満員。今日は久し振りに奥さんと一緒で、会場にはいつもより遅く着きましたが、早くに並んで下さった竹尾さんのおかげで、1階の良い席に座れました。今日は大熊さんも加わって総勢4人で聴きました。兄は都合がつかず残念。
 ステージにはオーケストラと武蔵野合唱団(女声)が並んで、ほぼ満員状態。どきどきしながら指揮者の登場を待つうちに、小柄な松岡氏が登場して演奏が始まりました。
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 第1楽章は出だしの大音響ホルンが朗々と鳴り響いて、素晴らしい演奏会になるという予感がしました。コンミスの独奏も、凛として美しい音色でした。30分近い楽章ですが、時々ものすごく賑やかになるせいか(笑)眠りに落ちることもなく、やがて圧倒的な大音響の中、素晴らしい終結部に鳥肌が立ちました。思わず拍手したくなりましたが、誰もしなかったので我慢しましたが。
 第2楽章、第3楽章ともに良かったですが、とくにホルンのソロがパイプオルガン横の高い位置から参加するというのが、とてもステキな演出でした。(スコアに指示があるのでしょうか?)
 第3楽章が終わって、ステージにはメゾソプラノの三宮美穂さんが、パイプオルガンの前にフレーベル少年合唱団が登場。
 声楽の入った第4・5楽章は、なんとなくあっという間に終わってしまったような気がしましたが、それだけこちらの気持が引きこまれていたということでしょうか。最初は手許の演奏パンフレットに印刷されている歌詞を目で追っていましたが、やはり途中からステージに切り替えました。
 終楽章はオーケストラだけ。しかし、充実した音の洪水で身体が痺れそうな感覚になりました。
 今日のコンサート。なんて素晴らしい演奏に立ち合っているのかと、聴きながら我が身の幸運を感じました。オーケストラにとっても、なかなか演奏する機会のない難曲だと思いますが、ここまで素晴らしい演奏を聴かせてくれて、本当に有難うございました!

P.S. そもそもこの曲を通して聴いたことがなかったので、前日の夜に奥さんと一緒にバーンスタイン指揮による録音を聴いて予習しましたが、いや実に長大かつ演奏が大変そうな曲です。聴く方も、集中力がどこまで続くのかちょっと心配になりました。

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by oktohru | 2017-11-19 20:44 | 音楽 | Comments(0)


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