田中美穂「わたしの小さな古本屋」(ちくま文庫)

 20代で「蟲文庫」という古本屋を始めた女性が書かれた本で、最近文庫化されたようです。苔や亀の本も書いているとのこと。そういえば「ときめくコケ図鑑」は、書店で見かけた気がします。
 で古本屋。本好きの人間が一度は考える古本屋経営ですが(^_^;、たいてい妄想するだけで実際には出来ません。田中さんは21歳の時、ブラックな職場を辞めて古本屋を開業したそうです。手持ちの本を並べただけの。それから20年。少しだけ掲載されている写真を見ると、素敵な古本屋さんです。(「倉敷美観地区『てくてく』ブログ」
 本書は、「蟲文庫」の来歴も含めて、本や苔など田中さんが興味を持っている事柄についてのエッセイからなる本ですが、読んでいてとても静かな文章だと感じました。郷土の作家、木山捷平についても触れられています。

わたしの小さな古本屋 (ちくま文庫)
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by oktohru | 2016-10-08 21:00 | 読書 | Comments(0)


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