新日本フィルハーモニー交響楽団 室内楽シリーズXII

 例によって忙しい兄に代わって、表記コンサートを聴いてきました。会場はすみだトリフォニーホール小ホールで午後7時15分開演。
 いつものようにプログラムを入れた写真を撮ろうと考えましたが、今までの写真では「すみだ限定サイダー」やコーヒーをお供にしていました。新しいものということで、今回はワイン。撮影後、もちろん飲み干しましたが、お酒を飲むと眠くなることを忘れていました。やばい。(笑)
c0026968_2349751.jpg

 とうとう100回目を迎えた今回のテーマは「北爪道夫の世界」。副題に「北爪道夫作品集+荒川洋『天の赦すところ』」とありました。NJP副首席フルート奏者の荒川洋氏のプロデュースによる演奏会でしたが、いや実に楽しいコンサートでした。
 プログラム前半は、荒川洋作曲「管弦劇『天の赦すところ』より宇和島序曲」、北爪道夫作品集より「オアシス」、「トリプレッソ」、「流れI」。15分の休憩をはさんで後半は、荒川洋「ニレ」と北爪道夫作品集より「アリオーソ」、「ツインズ」、「遠い歌II」、「ペア・ワーク」、「ベスト・オブ・クラシックのテーマ」。
 何が楽しかったかというと、作曲者の北爪道夫氏と荒川洋氏のお話。このシリーズでは毎回、プロデュースした演奏家が開演前に15分ほどのプレトークをするのが通例ですが、今回は二人の作曲家のプレトーク。しかも休憩後の北爪氏の曲が演奏される前のステージ準備中にも。プレトーク2回というのは、もしかして初めてでしょうか?(というか、プレトークといえるのか?) お話の内容は、主に作曲にまつわる内輪話でしたが、北爪氏の物柔らかなお話と二人の掛け合いが、とても楽しかったのでした。演奏された曲のほうはというと、すでにちっとも覚えていません。無理やり書くとしたら、せいぜい次のくらいでしょうか。
 荒川氏の「管弦劇『天の赦すところ』より宇和島序曲」は、フルートとチェロ、そしてピアノの三重奏でした。5分ほどの短い曲でしたが、甲高く短いフルートの音が耳に残りました。それでも全体としては、まあ聴けたかな?(笑)むしろ北爪氏の曲のほうが、私には馴染めないものでした。ハープやクラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、マリンバやドラなどのパーカッション等、様々な楽器が、曲ごとに組み合わせを変えて登場しました。
 プログラムの中で唯一聞き覚えがあったのは、NHKラジオの「ベスト・オブ・クラシック」のテーマ。今日登場した演奏者みなさんで演奏しました。終わってから、北爪氏が壇上に登って腕を振り上げもう一度!(^o^)
 北爪氏によると、以前はたいていのオーケストラコンサートでは現代曲が取り上げられていたが、最近はずっと少ないとのこと。そうした現状を変えるためにどうしたらよいのか、「考えると難しい」と笑って話していらっしゃいました。そして最後に、今回のコンサートはとても良い試みだから名古屋でもぜひやりたいとのことでした(なぜ名古屋?) 終演が思いのほか遅くなって9時30分。楽しいお話が長かった。(笑)
[PR]
by oktohru | 2016-05-18 23:53 | 音楽 | Comments(0)


<< プロースト交響楽団 第23回定... クルマ >>