かもめ管弦楽団 第41回定期演奏会

 天皇誕生日でお休みの今日、友人の竹尾さんに招待券をいただき、初めてのオーケストラ「かもめ管弦楽団」の演奏を聴きに行きました。会場は、江東区の施設・ティアラこうとう大ホール。
 かもめ管弦楽団。その名前からは、楽団の生い立ちについては推測さえ出来ません。じつは、会場でいただいた演奏会チラシ(かわいいデザイン!)にも書かれていませんでした。仕方ないので(笑)、演奏会が終わってから調べました。公式サイトによると「1979年の上智大学学園祭(ソフィア祭)で上智大学管弦楽団の四年生を中心に結成された『品川以南在住者弦楽合奏団』を前身としています。」ということでした。面白いことに、楽団の名前の由来ははっきりと断定されていませんでした。まあ、いいか。
 指揮者は、篠原信夫(しのぶ)氏。第1回の定期演奏会からずっと、この楽団を指揮なさっているそうです。
 今日の演奏プログラムは、フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」第2幕から(ソプラノ:舘野真由花さん、メゾソプラノ:窪瑶子さん)、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(宮谷理香さん)。15分の休憩をはさんで後半は、ラフマニノフ:交響曲第2番という、なかなか欲張った構成でした。
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 コンサート形式でのオペラ抜粋ということで、私のようにオペラに疎い人間は、急にその世界に入っていけるはずありませんが、チラシに書かれている内容を頭に聴くと、なんとなくわかったような気に。(笑)
 モーツァルトのピアノ協奏曲第20番は、とっても有名な短調の曲です。私には、クララ・ハスキルのピアノ、イゴール・マルケヴィッチ指揮コンセール・ラムルー管弦楽団の演奏録音がなじみですが、実演を聴くのは今回が初めて。ピアニストの宮谷理香さんは、ショパンコンクール入賞のプロ。表情豊かに、時折オーケストラの方を向きながら演奏なさっていました。ビックリしたのは、第3楽章で、ソロで間違えた部分を何小節か弾き直したところ。ソロだから出来た?(^_^; アンコールで弾いてくださったドビュッシーの「月の光」と、フィギュアスケートの羽生弦さんのプログラム曲であるショパン作曲「バラード第1番かもめアンコール特別バージョン」も素晴らしかったです。やはりショパン弾きの方なのですね。
 後半のラフマニノフ。ピアノ協奏曲第2番と「ヴォカリーズ」くらいしか聴かないので、いったいどんな曲なのか、それと、ここまでの曲ではオーケストラの力をはかりかねていたこともあって、どきどきしながら聴きました。
 いやあ、ずいぶん厚みのあるどっしりとした曲でした。そして、かもめ管弦楽団の皆さんも、本当にがんばっていました。演奏が終わってからの皆さんの表情に、それが現れていましたね。
 これで終わりと思いきや、指揮者の篠原氏は、プログラム前半で歌われたお二人を伴って登場。なんと、聴衆へのクリスマスプレゼントとして、アンコールに"O holy night"を演奏してくださいました。歌手のお二人の衣装も、ちゃんとクリスマスっぽくなっていて、サービス精神旺盛ですね。
 幸せな気持ちにしてくれた演奏会を、どうもありがとうございました。
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by oktohru | 2015-12-23 23:59 | 音楽 | Comments(0)


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