室内楽シリーズXII #95 管楽+弦楽の愉しみ

 雨は午前中に止んで、午後は久し振りに青空が広がりました。夕方、少し早めに勤務を終えて、兄に代わって新日本フィルハーモニー交響楽団 室内楽シリーズXIIを聴きに、すみだトリフォニーホール(小ホール)へ向かいました。シリーズXIIは楽団員プロデューサー編ということで、第1回目の今回はチェリストの川上徹氏がご担当。
 開場時間のすぐ後に到着して、とりあえずコーヒーで一服ついていると、今回出番のないはずのヴァイオリンの篠原氏を見かけました。演奏会終了後のワンコイン・パーティーにご登場とのこと。
 今日のプログラムは、ドヴォルジャーク(最近はこう書くのか)の「弦楽四重奏のための『糸杉』」から4曲、アントン・ライヒャ作曲「ファゴット五重奏曲」、そして休憩後にラヴェル作曲「弦楽四重奏曲 ヘ長調」。ぜんぶ初めて聴く曲なので、楽しみでもあり不安でもあり、、。
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 7時15分開演ですが、例によって7時からプレトーク。人前で話すのは苦手とおっしゃる川上氏でしたが、どうしてどうして、15分のリミット近くまでお話しくださいました。プロデュースといっても、川上氏が選曲したのはラヴェルだけだったとか。
 さあ、演奏が始まった。ドヴォルジャークの1曲目、演奏者のみなさん調子が出ないのか、いきなり妙な音を出されたように聴こえました。ハラハラして、眠気が吹っ飛びました。
 2曲目の作曲者アントン・ライヒャって、川上氏の話ではベートーヴェンと同い年で、オーケストラでは同僚だったとか?ベートーヴェンがオーケストラでヴィオラを弾いていたとは知りませんでした。ファゴット五重奏曲の方はというと、うっかり意識を失ってしまい、ほとんど印象に残りませんでした。私のバカ!
 15分の休憩でようやく意識を取り戻すと、後半のラヴェルに集中しました。ラヴェルは好きな作曲家ですが、やはり初めて聴く曲は、印象に残りにくい。それでも演奏者のみなさんも調子が出てきたのか、なかなかの熱演。盛大な拍手を受けて、アンコールに第2楽章をもういちど演奏してくれました。すると、今度は素晴らしい曲に聴こえるではありませんか!
 終演は9時5分。
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by oktohru | 2015-09-03 00:07 | 音楽 | Comments(0)


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