題名のない音楽会 テレビ公開音楽番組

 友人の竹尾さんが応募して当選したので、お供させていただきました。会場は東京オペラシティ3階のコンサートホール。演奏は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。司会は、いつもの佐渡裕氏と本間智恵さん。幸運にも最高の席でしたので、お二人の顔もよく見えました。(1階11列14番と15番)
 今回の収録では、佐渡氏は一曲も指揮をせず、東京シティ・フィル音楽監督の宮本文昭氏がタクトを振りました。
 放送2回分の収録で、前半は「50周年記念⑧巨匠から若手へクラシック編」として、ピアニストの中村紘子氏が、最初にグリーグのピアノ協奏曲から第1楽章を演奏し、その後、二人の若手ピアニストの公開レッスンという趣向でした。
c0026968_00022721.jpg

 デビュー55周年を迎えた中村氏は、わずかに機敏さなどの衰えを感じさせる気がしましたが、力のこもった堂々とした演奏をなさいました。
 後半は、宮本文昭氏の指揮者引退を記念して「わが演奏家人生に悔いなし」と題されていました。もともとオーボエ奏者として、世界的に活躍されていた人ですが、2007年に演奏活動を止めて、いつのまにか指揮者になっていたそうですが(笑)、今度は指揮者から引退するそうです。
 演奏曲目は、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」から第4楽章、バッハ管弦楽組曲第3番アリアのジャズ仲間とオーケストラの競演、そして最後にショスタコーヴィッチ交響曲第5番から第4楽章。バッハのアリア、とても楽しく盛り上がった演奏でした。ショスタコーヴィッチの5番は、大太鼓とティンパニの大きな振動がすきっ腹に響きましたが、とにかく迫力ある音の洪水を感じさせてくれました。予告通り、最後はとても遅いテンポでした。
 最初から最後まで、内容に満足の楽しい収録でした。

[PR]
by oktohru | 2014-06-25 00:03 | 音楽 | Comments(0)


<< 東京都交響楽団 第773回定期... 三浦しをん「舟を編む」(光文社) >>