マーカス・デュ・ソートイ「素数の音楽」(冨永星訳 新潮文庫)

 兄に借りた文庫本。面白かったのですが、600ページもあるので、読み通すにはかなりの時間がかかりました。誰もが知っている素数ですが、その分布の研究からゼータ関数というものが生み出され、その零点分布に関するリーマン予想という、いまだに証明されていない問題につながっているという、まさに数学版大河ドラマです。数学の専門家でない読者にとって、内容が解らないのに最後まで読ませるのは作者の手腕によるものですが、翻訳者の力も大きいと思います。
 それにしても、ガウスという人はどえらい学者だったのですね。
素数の音楽 (新潮文庫)


[PR]
by oktohru | 2014-04-24 22:26 | 読書 | Comments(0)


<< 法月 綸太郎「ノックス・マシン... 新日本フィルハーモニー交響楽団... >>