松崎有理「あがり」(創元SF文庫)

 これも兄に借りた本。リケジョ作の6編からなる短編集。舞台はすべて東北大学を想わせる北の大学で、登場人物も一部重さなっています。研究者の世界が、少しの嘘・誇張を伴って描かれているのが面白い。名前以外にカタカナを使わないのは、なんでだろう。電子レンジでなく電磁波調理器、バスでなく大型旅客車両、エレベーターでなく昇降機、パソコンでなく演算機。学術誌名だって「セル」でなく「細胞」、「サイエンス」でなくて「科学」、ネイチャーでなくて「自然」。(笑)  
あがり
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by oktohru | 2014-02-21 21:19 | 読書 | Comments(2)
Commented by ご存じより at 2014-02-21 21:32 x
描かれている世界はわれわれの世界のパラレルワールドという位置づけだと思います。だからこっちの世界とは微妙に名前が違うわけでは。
Commented by とおる at 2014-03-26 14:37 x
良く考えたら、日本には同名の雑誌が実在していましたね。


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