新日本フィルハーモニー交響楽団 第511回定期演奏会

 今夜は兄の都合が悪くなかったので、自分でチケットを購入して聴きに行きました。(笑)
 大野和士氏の指揮でブルックナーの7番がメイン。その前におそらく大野氏の趣味の曲が2つ。コンサートマスターのChoi氏の髪型が、以前とは違い、普通になっていたのに驚きました。
 前半は、日本初演というサルバトーレ・シャリーノ(1947-)の作品「夜の肖像」(1982)と、ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970)の「ユビュ王の晩餐のための音楽」。前者は、か細い弱音が続く密やかな曲、というか、指揮者がスコアをめくる音に負けてました。聴衆の誰かが、我慢できなくて大きなクシャミでもしたら目立つだろうな、と空想しているうちに演奏は終わったようです。大野氏が振り返ってくれたので、終わったのに気づいて拍手をしました。日本初演以降、どこかで演奏されるのでしょうか?後者は、編成がほとんど管楽器で、弦楽器はギターとダブルベース、そしてハープ。ステージうしろ上方のパイプオルガンも加わっていました。私の印象は、ごちゃごちゃした組曲(?)で、知っている曲(田園やワルキューレの騎行、幻想交響曲の断頭台への行進など)の断片が楽しめるという趣向のようでしたが、後半のブルックナーの演奏に向けたオーケストラの練習だったのではないか、などと意地悪く考えてしまいました。そんなはず、ないのですが。
 20分の休憩をはさんで、いよいよブルックナーの交響曲第7番。これはとても良い演奏でした。金管楽器の強奏が多い曲ですが、弦楽器も金管の音に埋もれないくらい良く鳴っていて、全体のパワーがホール全体に響いていました。私が一番良かったと思うのは第2楽章アダージョで、このままずっと演奏していて欲しいと感じたくらい。いや、どの楽章にも、不足はありませんでした。ただ、不思議なくらい感動はありませんでした。なぜなのか、考え中、、。
公式サイト
[PR]
by oktohru | 2013-07-05 23:32 | 音楽 | Comments(0)


<< 三浦しをん「まほろ駅前多田便利... 「わたしの吉川英治」(文藝春秋社) >>