「日記一年」(新潮社)

 ずっと前から知っていましたが、古書価が高くて手が出なかった本です。
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初版は大正6年。薄命の女流作家素木しづの文章が入っているので、いつか読みたいと待っていたのですが、とうとう4版で状態の良くないものが見つかったので、ようやく購入しました。12名の作家が1ヶ月ごとに担当していますが、全然日記になっていないのが面白い。(笑)
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 1月の芥川は、1月8日だけ。2月の長与も2月12日だけ。それ以外の作家では、3月の相馬は、4、6、7、8、12日、4月の豊島は3、4、5、6、7、8日などとなっていますが、12月担当の素木は、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10日と、最多でした。話の内容は、引っ越しの話で始まりましたが、メインは子守りの手伝いに来た8歳の子についてでした。
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by oktohru | 2013-02-05 23:45 | 読書 | Comments(0)


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