北村薫「街の灯」(文藝春秋)

 久しぶりに通勤読書。
 昭和7年という設定で、社長令嬢とお付きの女性運転手という妙な取り合わせによる謎解き小説。短編3つ(「虚栄の市」「銀座八丁」「街の灯」)が収録されています。
 いい感じのお嬢様で、兄妹の掛け合いが楽しい。わたし的には、もののわかったお父様が好印象。ただものではない女性運転手について、この巻ではまだ剣術に秀でていることくらいしか明らかになっていない。それが今後の楽しみですね。
 リンクは文庫本ですが、兄にお借りしたのは単行本でした。続編2冊も、続けて読むつもりです。後から知りましたが、3冊目「鷺と雪」で北村氏は直木賞を受けているのですね。受賞作ということで、3冊目から読んだ人がいたかも?

街の灯 (文春文庫)
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# by oktohru | 2018-01-13 16:25 | 読書 | Comments(0)

NHK交響楽団 第1876回定期演奏会 Cプログラム

 例によって友人の竹尾さんにチケットを買って頂いて、NHKホールで聴いてまいりました(公式サイト)。大熊さんもご一緒に。
 今回の演目は、生誕100年のレナード・バーンスタイン作曲による「スラヴァ!(政治的序曲)」と「セレナード(プラトンの「饗宴」による)」、後半はショスタコーヴィチ「交響曲第5番」。
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 指揮は広上淳一氏で、ヴァイオリン独奏は五嶋龍氏。両者とも、私は実演に接するのは初めて。広上氏は、たしか以前私が聴きに行った音楽コンクールで審査員をなさっているのを見掛けました。
 バーンスタインの2曲は、どちらも初めて聴きましたが、ロストロポーヴィッチ氏へのお祝いに作曲された「スラヴァ!」は、音声が流れたりして妙だけど賑やかな曲。5つの楽章からなる「セレナード」は、一転して控え目だけど艶やかな音色のヴァイオリンソロで始まって、聴く方に緊張を強いるくらい。さすが五嶋龍+ストラディヴァリウス?^_^
 休憩時間には例によってチョコモナカを食べ、いよいよ後半の通称「タコ5」。中学生の頃から、バーンスタイン指揮ニューヨークフィルハーモニックの演奏に慣れ親しんでいる私にとって、今夜の演目はまさに奇遇ですね。
 今日の演奏は、ややゆっくり目で始まりましたが、さすがN響の演奏でした。広上氏の身振りの大きな指揮も、見ていてとても清々しく感じました。
 来月の定期も、すでにチケット購入済み。楽しみです。
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# by oktohru | 2018-01-13 00:37 | 音楽 | Comments(0)

黒田記念館

 コンサートの後、昼食をとってから、ちょうど今日まで「湖畔」を公開しているという竹尾さん情報をもとに(じつは14日まででした)、初めて黒田記念館へ行きました(公式サイト)。入場は無料でした。
 図画の教科書に載っていた「湖畔」は有名ですが、それ以外にも見たことのある絵が何枚もありました。
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 むしろ黒田清輝ご本人のことはよく知らなかったので、記念館で解説ビデオを観ることが出来て良かったなあ。黒田清輝の胸像を撮りましたが、同じものでも明るさの調整で全く違った感じの写真になりました。
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 お土産に舞妓の絵葉書を1枚購入(100円)。なんか、イイでしょう?^_^
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# by oktohru | 2018-01-08 18:30 | 日々の雑記 | Comments(0)

プロジェクトQ・第15章

 毎年開催されている弦楽四重奏のプロジェクトQ(公式サイト)。15回目の今回はハイドンの曲が取り上げられました。
 ここ3年ほど会場の上野学園石橋メモリアルホールに出掛けていますが、今日は2月の本公演に向けたトライアルコンサートの3日目。今年も新年最初のコンサートはこれ。今回も友人の竹尾さん、大熊さんと一緒。いつもより遅く開場10分後に到着しましたが、なんとか前から3列目の真ん中辺りの席につけました。
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 曲目は、弦楽四重奏曲第75番(チェルカトーレ弦楽四重奏団)と第70番(タレイア・クァルテット)。どちらも初めて聞く曲です。
 チェルカトーレSQは、メンバーに高校生もいる若い四重奏団で、昨年結成されたそうです。
 きちんとまとまった演奏で、好感度が高いです。団名のチェルカトーレとは、イタリア語で「探究者」という意味だそうですが、今後の発展が楽しみです。
 タレイアQは2014年結成で、すでに国内外のコンクールでも実績を積んでいるようです。チェルカトーレSQに較べると、堂々とした演奏に聴こえました。やはりキャリアの力は大きいですね。団名は、ギリシャ神話の女神でしょうか?
 75番と70番の2曲を聴いて共通に感じたのは、第3楽章があっという間に終わる事と、フィナーレには聴衆を楽しませる工夫が凝らされているという事。さすがハイドン。

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# by oktohru | 2018-01-08 17:48 | 音楽 | Comments(0)

第23回江副記念財団リクルートスカラシップコンサート

 バリバリ売出し中の若手演奏家、全員集合~!という感じの、実に贅澤な演奏会でした(公式サイト)。しかも企業のメセナ活動なのに、会社関係者が演奏会で表に出てこないという不思議なコンサート。言い方を替えるなら演奏家中心という、最も純粋な演奏会なのかもしれません。
 会場の紀尾井ホールに行くのは、私は初めてでしたが、直方体の形状ながら、丸みを帯びた内装が、ホールの雰囲気を柔かくしていました。高木さんに取って頂いた座席は、ホール床面から少し高い場所の壁側の座席で、ステージがいつもと違った角度から見通せて新鮮でした。
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 18名の出演家の皆さんは、普段ソリストとして活動しているのですが、このコンサートでは組み合わされて、室内楽6曲を演奏しました。曲目は、シューマン:ピアノ五重奏、フォーレ:ピアノ四重奏第一番、メンデルスゾーン:ピアノ三重奏第一番、ブラームス:ピアノ五重奏、アレンスキー:二台のピアノのための組曲、サン=サーンス:二台のピアノのための「死の舞踏」。
 最初のシューマン。いきなり熱い演奏!第三楽章のスケルツォの熱演に、会場からは拍手が起りました。私もつられて拍手してしまいました。^_^;
 最初の休憩をはさんで三曲目のメンデルスゾーンも素晴らしかった。三重奏は各パートの聴かせどころが分かりやすくて、室内楽に馴染みのない私も演奏に没頭できました。五重奏くらいになると、目と耳が追い付かないというか。(笑)
 二回目の休憩を挟んで、ピアニスト二人による二台のピアノのための曲2つ。情熱大陸で知った反田さん。髪の毛が短くて別人かと思いましたが、やはり演奏は素晴らしかった。パートナーの阪田さんも負けていませんでしたね。 最後は、出演者全員がステージに並んで、客席からの拍手に応えました。
 午後1時に開演して4時半まで、都合3時間半にわたるコンサートは、本当に心地よい疲労感と満腹感をくれました。幸せでお腹いっぱい、みたいな。

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# by oktohru | 2017-12-16 23:01 | 音楽 | Comments(0)

伊吹有喜「BAR追分」 (ハルキ文庫)

 兄にお借りして読みましたが、兄の読書の守備範囲に驚かされました。こういうのも読むのですか!守備範囲、広過ぎです。
 これは4話からなる短編集というか、、。まあ、それなりに読んで楽しめたとは思うのですが、この本だけだと今一つ感があります。オーナーも、モモちゃんも、描き切れていないような。とはいえ、どうやらこの話は、息の長いシリーズもののようですね。だとしたら、読み続けないと仕方がない。(笑)
 私的には、第3話の「幸せのカレーライス」が一番気に入りました。


【追記】兄ではなく、長男に借りた本でした。

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# by oktohru | 2017-12-14 23:35 | 読書 | Comments(0)

東京都交響楽団 第844回定期演奏会Aシリーズ

 兄にチケットを頂いて表記演奏会を聴いてまいりました(公式サイト)。会場は東京文化会館。
 指揮者ヤクブ・フルシャ氏(36)は若くして都響の首席客演指揮者ですが、今週の2公演を最後に8シーズンに及んだ任期を終えるとの事です。奇しくも最後から2番目のコンサートに立ち合うことになりました。(とはいえ、これから客演することはきっとあるでしょう。)
 チェコ生まれのフルシャ氏は、この2公演の演目にチェコの作曲家マルティヌーの交響曲1番と2番を、ブラームスの同番号の交響曲と組み合わせています(今夜は2番、土曜日は1番)。どうしてブラームス?と思いましたが、昨年から4番と3番を演奏していたからみたいです。これでブラームス交響曲全集完成?(笑) 演奏時間の関係で、今日はドヴォルザークの序曲「オセロ」も演奏されました。結局ブラ2以外は初めて聴く曲でした。
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 演奏会パンフレットによると、ドヴォルザークの序曲というのは、「自然と人生と愛」三部作のことで、歌劇の序曲とは違うみたい。作曲されたのは交響曲第8番の後なのですが、聴いた感じはもっと若い頃の曲みたいでした。曲の最後がシュパパッ!という歯切れのよい終わり方で、面白かったです。
 続けて聴いたマルティヌーの交響曲第2番は、打楽器がティンパニ以外に大太鼓と小太鼓、シンバルに銅鑼、それからハープにピアノと大編成!4楽章あったはずですが、覚えていることと言ったら、フィナーレが賑やかに終わったのが印象的だったことくらいでしょうか。初めて聴いた曲って、すぐに忘れてしまって思い出せませ~ん!
 20分の休憩の後、シューリヒトの演奏で聴き馴染んでいるブラームスの交響曲第2番。ステージの上を見ると、マルティヌーの時に比べて、ずいぶんこじんまりとした編成になってしまいました。その中では、コントラバスが8台あるのが目を引きますね。さあ、どんな演奏になるのかな?
 第1楽章は、曲自体がそうなのかもしれませんが、果てしなく続く曲に思えました。音楽の波に溺れて意識を失いそうになるような。(笑) むしろ第2楽章が、ひょっとしてフルシャ氏のお気に入りなのか、ずいぶん思い入れたっぷりで気合の入った演奏でした。そして何と言ってもフィナーレ。最後に期待通り大音響を聴かせてくれました。オーケストラの向い側からの反響が聴こえてきました。拍手大喝采!さすがプロオケ!!
 東京文化会館の5階席というのは、思ったよりも快適でした。なにより見晴しがイイ。(笑)「天井に近い席」と呼びたくなります。目の前が天井というのも面白いですね。
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# by oktohru | 2017-12-12 00:02 | 音楽 | Comments(0)

高田大介「図書館の魔女」(講談社)

 単行本の上下巻、あわせて1450頁くらい?(笑)
 最初ビビりましたが、読み始めると止まらなくなる面白さです。しかしその舞台がこの地球とは、、。
 (今は文庫化されているようです。)


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# by oktohru | 2017-12-07 23:15 | 読書 | Comments(0)

ヨコハマベイフィルハーモニーWinter Concert 2017

 表記のコンサートを聴いて来ました(公式サイト)。会場は、鶴見の潮田地区センター体育館。ここに来るのは、今回が4回目でしょうか。演奏曲目は、ビゼー:カルメン組曲から6曲と、ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」から第4楽章。入場料は無料。
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 昨年から「合唱」の第4楽章を全部演奏するようになりましたが、一昨年は独唱がバリトンだけでほんの一部だけでしたっけ。ソリストが4人そろったのは昨年からです。
 その昨年の第九。体育館の音響効果のせいか、オケとの距離が近いせいか、とにかく音の塊をまともに浴びせかけられるような音楽体験でした。その感動を再び、ということで開場1時間前に地区センターロビーに到着。無事に会場へ一番乗りすることが出来ました。座席はコンミスの真横。
 最初に女性司会者(かつ合唱団員)の挨拶で始まり、指揮者松本シューリヒトによる曲目解説のあと「カルメン組曲」が演奏されました。オーケストラコンサートが初めてという人も多く、曲間にも拍手が起りましたが、意外と自然に思えました。
 いよいよ第九。バリトンの増原氏は、一昨年から参加していて、合唱指導も引き受けているとの事。演奏に先だってお話なさいましたが、結構面白くてウケけていました。そして他のソリストとYBP第九合唱団2017が入場。今年の合唱団は総勢100名とのことで、昨年より20名ほど増えたようです。これは楽しみだ。^_^
 演奏を聴き終えて、やはり今回も最高の第九でした。オーケストラと合唱の声が大きく響いて、体育館の床が音で震えるのが身体に伝わってきました。よかったよかった!^o^
 今回は、アンコールみたいな形で、最後に「横浜市歌」も演奏され、合唱団だけでなく聴衆も声を合せて歌いました。そういえば私の住む八千代市にも、市歌はあるのだろうか、、?

 12月17日(日)には、午後2時から横浜港大さん橋国際客船ターミナルで再び第九の第4楽章を演奏される予定です。こちらの方が本番なのでしょうけど、今日の演奏で充分滿足させて頂きました。ありがとうございました。


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# by oktohru | 2017-12-02 22:32 | 音楽 | Comments(0)

娘の一人暮らし

 4月に生物系の研究室に入った修士1年の娘は、終電に乗り遅れて研究室に泊まる事が多く、なにより片道2時間近い通学も負担になっていたようです。そこで(今頃ですが)大学近くのアパートを借りることになりました(4.5畳+バス・トイレ・キッチン)。今日は、自宅から車で荷物を運びました。妻と息子(弟)も一緒に。
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      (↑持ち込んだホットカーペットを敷いたところ)
 これで実験が遅くなっても、歩いて寝床に帰られるので、身体への負担は大幅に軽減できることでしょう。一人暮らしへの憧れも実現できて、嬉しいかな?
 近くのつけ麺屋でお昼。この後、布団を買いに近所のお店に行きました。
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# by oktohru | 2017-11-26 16:50 | 日々の雑記 | Comments(0)